軽速山歩

登山者が実践するファストパッキングスタイルへの道

finetrack (ファイントラック)ツエルトIIロングの張り方と居住性について

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久しく使っていないのでツェルト張りの練習をしてみた。あらためてこのツェルトは良いなぁと思う。

 

自宅からジョグで走ること1.8km。以前から目をつけていた近所の秘密のスポットへ。と言っても他に釣り師とかいるし、秘密でもなんでもないが。

 

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ツェルト本体、385g(ガイライン含む)

ペグ13本、157g

 

ツェルトを張るのには少し慣れがいるので、さすがに一年以上触れてないと練習する必要があるように思えてくる。それにただ単純に張りたい。山道具で遊びたい。むしろそれがメイン(笑)。

 

ツェルトとは言え、ちゃんと張ろうとするなら普通のドーム型山岳テント並みにスペースを必要とする。予め広めの場所を確保したい。しかし確保できなくてもそれなりに張れるのがツェルトのいいところ。今回は妥協なく広々と張らせてもらう。

 

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まずは四方+出入り口2ヶ所、計6ヶ所をペグダウン。ツェルトは非自立式なのでペグダウン命。ペグが刺さらない場合は石を乗せて固定すればいい。

 

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ペグダウンをしたら次は片方ずつポールを立てる。ヘリテイジのULトレイルポールの110cmを使用。このポールにクローブヒッチ(インクノット)の形状をしたガイラインを通す。

 

ツエルトIIロングはガイライン別売りなので、エスパーステントのダイニーマガイラインを使用している。4本セットだが、予め2本を1セットにして2ヶ所に結んでおく。

 

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ガイラインを2ヶ所ずつペグに引っ掛けてペグダウンしてテンションをかける。テンションをかけすぎるともう一方のポールを立てたときに倒れてしまうので最初は緩めに立てておき、2本のポールを立てたあとに自在パーツを使って四方のテンションを少しずつテンションをかけていく。ペグは合計10本使用。

 

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ちなみにポール1本でもモノポールシェルターのようになんとか立てることも出来そうなので、設営スペースが小さいときはそういう形もありだろう。

 

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最後にサイドリフターをセッティング。両サイドのループに自前で細引きを適当に結びつけて先端をペグダウンすると、サイド壁が外側に広がるので居住空間が大きくなる。ペグは最終的に合計12本使用。

 

各辺をダイニーマで補強しているせいか、良い感じでテンションがかかって、たわみ無く綺麗な形に張れる。

 

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 フロアは開口しているのがツェルトの特徴。なので靴のままかぶることも出来る。ポイントを結べば閉じることも出来る。

 

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中に入ると大人1人が十分足を伸ばせて、1人用テントと遜色ない空間。2人でも使えるだろう。オールウェザーブランケット1枚を折り重ねて使用すればマットも必要ないかもしれない。

 

 

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今回、密かに所持していたチタンペグをテストしてみた。このチタンペグ、軽くていいが、表面がサンドブラストでザラザラしているため、土汚れが落ちにくい。ジュラルミンのツルツルの表面のほうが土がつきにくいという発見があった。