ソフトフラスクのような自立するモンベルのソフトボトル(折り畳み水筒)のレビュー。
プラティパスが老朽化してきたので…

プラティパスが十数年の経年で硬化、剥離して去年のOMMで最後に漏水してしまった。「折り畳み水筒」の代名詞と言えば長らく「プラティパス」だったが、今やエバニューなど色々なところから出ているので、違うものを試してみようと思い、モンベルのフレックスウォーターパックを買ってみた。価格はプラティパスよりやや安いくらい。プラティパスとの違いを明確にしながら、このフレックスウォーターパック(FWP)を評価してみた。
素材、重量

本体はソフトフラスクと同じような今どきのマットで柔らかな感触。このマット感は滑り止めの効果も高く、持ちやすい。しかし材質はポリプロピレンを使用しており耐熱温度は60℃までと高くないため、ウォーターパックの名前の通り水専用で、湯たんぽのようには使えない。耐冷温度は−20℃と厳冬期の山でも対応可能。
一方、プラティパスは本体がポリエチレンとナイロンでできており、耐熱温度が90℃と高めなので大きな違いだ。
重量はモンベルFWP1.5Lが67g、プラティパスの2.5Lが36gとプラティパスの圧勝。
形状、サイズ感

ラインナップは1.0L、1.5L、2.0Lのなかで1.5Lを選んだ。今までプラティパスは1.0Lと2.5Lを使用していたが1.0Lだと心許なく、2.5Lだと大きすぎると感じていたので1.5Lは絶妙なサイズ。
プラティパス同様に自立することができる。丸底のため、やや不安定ではあるが問題はない。内部に帯状の支柱があり、立体的に膨らみやすいようにしてある。全体の形状として、エバニューやプラティパスのようなくびれがなく寸胴タイプなため、枕としても使いやすそう。

開口部はプラティパスやペットボトルよりも一回り大きい。水を入れやすく、注ぎやすい。
キャップと本体がヒモで繋がっているのでキャップの脱落や紛失の心配がない。プラティパス使用時はいつもキャップを紛失しないよう気を使っていたがその心配がないのは非常に便利。リング状のパーツは持ち運びに便利。
目盛

1500mlまでの目盛が50ml刻みという、かなり細かいピッチで付いている。ここまで細かいとカップラーメンやフリーズドライのお湯を必要な分だけ注げるので軽量が不要となり、水と燃料のロスを抑えられる。今まではざっくりした量のお湯を沸かして余ったらそのまま飲むか捨てるかしてたけど、それをしなくて済みそうだ。
乾きやすさ

開口部の広さと素材も相まってなのか、乾くのがとても早い。以前紹介したプラティパス乾燥機(FanFan Dry Cube)を使わずとも1日程度で中の水滴がほとんど無くなる。これはかなりポイントが高い。
フレックスウォーターパックのいいところ

重量と耐熱温度ではプラティパスに劣るものの、ヒモ付きのキャップ、広い開口部、細かい目盛、乾きやすさなど、多くの点で利便性が高い。個人的には形状や質感がマットで柔らかいところも使いやすいと感じた。ちなみにモンベルではFWP専用のハイドレーションキットや浄水器キットなどのラインナップもある。水の出し入れのしやすさや乾きやすさを求める人にはおすすめだ。
おわり
20251127

