午前中帰りトレラン
GW、日帰りで飯能駅を起点に周回コースを組んでトレイルランニングをしてきた。
今回は「午前中自宅発着でどれだけトレランできるのか」実験の第二弾。これは家庭になるべく負担をかけずにトレランをできるのか?という試みである。
トレランや登山は通常一日がかりのため、父親だけ出かけた場合、家を一日放置するため、家庭&育児の負担になってしまう。正直これはあまりやりたくない。
かといって今月末のレースにエントリーしている手前、平地ばかりを走っていてはトレーニングにならない。ならば出来るだけ負担にならないように午前中帰宅でトレランに出かけてみた。
コースは飯能市街のコインパーキング起点にラウンドで組んでみた。朝なるべく早く出るとなると、車利用しかない。
コース概要
飯能駅周辺→天覧山→多峯主山→久須美坂→かまど山→武蔵横手駅→北向地蔵→物見山→日和田山→巾着田→高麗峠→飯能駅周辺
実際は多少迷い彷徨ったせいで少し距離が長くなったが、まあだいたい20km強の距離である。
コースタイムはハイキングで標準9時間半ほど。実際の総所要時間は約4時間40分で、ストラバによると行動時間は約3時間30分。行動時間だけでいえば標準コースタイムの約0.4倍で、なかなか走れる場所が多く快適だった。
コース振り返り
さて、実際の時系列順に振り返ってみる。
まずは家を出たのは午前4時前くらい。飯能着が5時くらいで、そこからスタート。天覧山までノロノロと走る。
天覧山を過ぎてようやくエンジンがかかってくる。ここらから多峯主山まではとても気持ちの良い道。もちろん朝早過ぎて人はほとんどいない。
途中、分岐付近で地図を見ていたら、久須美までの道をおじさんが教えてくれた。
多峯主山からは久須美まで少し暗い道を進む。
一度車道を横切って斜向かいの登山道に再び入るところに、「かまど山」登山口の文字があるが、かまど山は結構先だ。これは完全に『鬼滅の刃』の影響だろう。
住宅地をすぐ脇に見ながら登山道を進む。場所によっては人の家のほぼ庭先を通るので、かなり気まずい。
ここから三角点や久須美山等のピークを通るが、地図にない住宅地に繋がる道がかなりあってややこしい。走っていると分岐を見逃しそうになるが、しっかりと足を止めて方角をこまめに確認すべし。
303m地点の分岐にはちゃんと道標があり、ここから武蔵横手駅方面へ。
そしてかまど山へ。思った通り、ここは『鬼滅の刃』の聖地?っぽい。
そしてここから盛大にコースアウトするも、明らかに道は通っているため、地形的にも行けると思い、そのまま下る。下部は蜘蛛の巣が多く人の入りが少ない道ではあったがなんとか武蔵横手駅まで。
駅からは五丈の滝とやらを目指して舗装路をひたすら登ることになる。ちなみに五条の滝は有料だったので見ていない。そもそも受付時間外。
そのまま北上を続けると北向地蔵に出る。
ここからは整備された快適な奥武蔵自然歩道を走れる。8時を過ぎ、このあたりからちらほらハイカーが目につくようになってきた。
物見山を通過。
日和田山も通過。
日和田山は子連れの親子登山で賑わっていた。我が家も是非今度来てみたい。
そのまま怒涛の勢いで巾着田へ。巾着田は実は初めて来たがなかなかいいところだ。少し上高地を彷彿とさせる。そしてドレミファ橋の取り付きの位置がよくわからず、迷う。
ドレミファ橋を渡って高麗峠へのトレイルヘッドまで来たら、あとはラストスパート。気持ちよく走ったり登ったり。
市街に出たとき、自然とペースはkm5分を切って4分55秒/kmになっていて驚いた。そして駐車場に戻ってゴール。即帰宅し、10時50分頃、帰宅。
補給は全てドリンクで
今回、朝ご飯で登る前に惣菜パンを少し食べた以外、山では全てドリンクで補給を賄ってみた。いわゆるスペシャルドリンク。
粉飴約300kcal分、BCAA、経口補水液パウダーを混ぜたものを500mlのボトルに溶かし、それを2本用意。
これを適宜飲むだけで腹も減らず、エネルギーも切れず、かなり好調だった。なにより飲むだけなので動作が楽だし消化も楽。一応それ以外に緊急用の水500mlも持っていったが使わず。
その他の装備はこんな感じ。
総括
道も走りやすかったのでまた行きたいコース。次回はコースもわかっているのでミスも少なくなるだろうし、よりスムーズな走りをしたい。気軽に標高差1,100m以上、距離20kmを稼げるのはうれしい。
おわり
2021年5月11日