文房具なのにアウトドアっぽい
これは実はアウトドア用品ではなく文房具だ。事務器大手のコクヨから販売されている。
その名もHAKO-AKE。つまり「箱開け」ってことでダンボールなどを開梱するためのハサミとカッターを兼ねた道具である。Amazon価格にて991円(2024年9月時点)
用途は事務用品なのにその風貌ときたらなんともミリタリーテイストであり、アウトドアギアっぽい。かつてカッターのオルファがアウトドアカッターを出したときと同じような感じかと思ったらどうやら別にアウトドア用ではなさそう。でもアウトドアギアっぽいからアウトドアでも使えるんじゃないか…?そんな思いで買ってみた。
全長は113mm、40gとそこまでコンパクトではないがカッターやハサミのギアとしては軽くて小さい部類だし、手のひらには収まるサイズ。
ハサミとカッターの2Way仕様
構造としては収納状態からボタンをスライドさせると一段階目でカッター、二段階目でハサミとなる。
カッターは刃が3mm出ているだけなので深くは切れないし刺したり削ったりすることもできない。しかしダンボールを開梱するには実にちょうどいい刃の出具合だ。
チタンコーティング刃
刃はチタンコーティングされており、耐摩耗性が向上している点もなんだかそそられる。アウトドアズマンは「チタンコーティング」という言葉にどうも弱い。
さらに細引なんかを通せるホール付きなのでやっぱりこれはアウトドア用だろ!と言いたくなる。
実際アウトドアでどう使うか
野外でもハサミやカッターは便利だ。ナイフやマルチツールは持たずにとりあえずこれでいいのかもしれない。とは言えカッターは用途が限られそうなのでカップヌードルのフィルムを切るくらいしか使えるシーンが思い浮かばない。あとはキャンプをするなら食材のパッケージ開梱にも便利かもしれない。
でも僕は当面のところ、家か職場の開梱用で使うと思うけど。
おわり
2024年9月15日