山で飲むコーヒーの良さをもう一度
山で飲むコーヒーは最高だ。でも道具が嵩張って少し面倒くさいという人に、rivers(リバーズ)のマイクロコーヒードリッパー2を紹介したい。
ウルトラライト設計のドリッパー
このマイクロコーヒードリッパーはその名の通りマグカップに入るほどの小さなコーヒードリッパー。
メッシュフィルターなのでペーパーフィルターは不要。道具もゴミも最小限にしてコンパクトにコーヒーを淹れることができる。
製品はアウター部分とドリッパー部分の二つのパーツで構成されている。
二つに分離してシリコン製のアウターを潰せばコンパクトになり、マグカップの中に収納可能。従来の円錐型ドリッパーの「嵩張る」というデメリットを見事に解決している。
コンパクト設計なので制約もある
アウターのマグの蓋に乗るスカート部分の直径は8.5cmなのでそれ以上の直径のマグカップには対応していない。
小さく設計されているため、一杯分のコーヒー豆(粉)15gくらいで一杯になる。2杯分以上は作れなさそう。
メッシュフィルターはペーパーと同じような要領でドリップできるが、細かい粉がフィルターを透過してしまうこともある。
一人の山で一杯のコーヒーを
市販の紙製ドリップコーヒーを持ってくれば道具は同じくらいかそれ以上に軽量化できるかもしれないが、それだと自分で挽いた豆やその他の豆で飲むことができなくなる。
コンパクト設計故の制限はあるが、ミニマムな道具を使って粉のコーヒーを淹れたい人にはたまらないギアだ。一人でハイキングに出かけて山頂で一杯コーヒーを飲むくらいであれば、これほどちょうどいい道具は他にないだろう。
おわり
2023年3月15日