3Dプリンタでしか作れない構造の超軽量大音量ホイッスルのレビュー。
少しの息でも音が出る

3Dプリンタで製造された軽量かつ大音量のホイッスル。驚くのがその音量で、試しに家で少し息を吹いてみるだけでくっきりとした音が漏れ出てくるではないか。これは家ではテストなんてできない。

手のひらに握り込めるサイズ感。2gという存在感のない重量。

SOSのモールス信号が刻印されている。3mm細引を通せる穴が空いている。細引は付属しない。

カラーは山吹ゴールドで安曇野のLeisuresとのコラボカラー。色種は他にもあって蓄光タイプもある。
MIYAGEN Trail engineeringについて


製造元のMIYAGEN(ミヤゲン)は日本の愛知県岡崎市を拠点としたガレージメーカーでロングトレイルや登山で使えるオリジナリティのある製品をリリースしている。このホイッスルもこだわりの設計になっている。
他社ホイッスルとの比較

左から ハイマウントのイーコール10g。中央が有名な英国製ACME (アクメ)のコンパクトモデルSlimeline Tornado 636で音量が117dB、重さ6g。
それぞれ音量と音質も比較してみた。それぞれ弱めと強めに吹いてみた。イーコールは弱い息でも「ヒーーー」と鳴る。強く吹くと振動感が無い単調な感じでアクメやミヤゲンよりやや音量が劣る。
アクメのホイッスル636は弱めの息だとあまり音が出ない。ただし強く吹くとホイッスルらしい「ピィィィー」という振動があるしっかりとした大きい音が出る。
ミヤゲンは弱めに吹いても「ピリリリー」という振動を感じる音。音程としてはアクメより低い。強く吹いてみる音量と共にさらに振動感が強くなり耳がキーンとなるくらい。音の大きさも一番大きいと感じ。
どうやって使うか
イマージェンシーコールとして使えるのはもちろんだが、熊よけにもなりそう。熊と対峙してしまって相手が逃げないのであれば最終手段の一つとして突然思いっきり吹いて大音量を出せば逃げてくれるかもしれない。弱めの息でもしっかり音が出るので息が上がっているときでも使えそうなのが良い。
おわり
2025年3月20日
このブログが参考になったという方は下記リンクを参考にお買い物をどうぞ!

