いよいよOMM本番が間近に迫っているのでもはや参考にならないがスリーピングシステムについて書いてみる。
- シュラフとマットは昨年の佐久穂と変わらず
- SEA TO SUMMIT / エアロウルトラライトピロー(R) / 60g
- EVERNEW / 深山座布団 / 49g
- 保温性はそのままに、重さを最小限にして快適性を部分的にアップ?
シュラフとマットは昨年の佐久穂と変わらず
今回もマットはUL(痩せ我慢)スタイルで銀マット(カモシカオリジナル)を1人分に切ったもの(83g)で挑む。
シュラフは相変わらずイスカのエア180X(458g)にSOLのエスケープビビィ(246g)の組み合わせ。レギュレーションの筒状のエマージェンシーシートを積極的に利用する常套手段。
SEA TO SUMMIT / エアロウルトラライトピロー(R) / 60g
そして今回新投入するものが二つある。ひとつがSEA TO SUMMIT エアロウルトラライトピローのレギュラーサイズ(60g)だ。
マットを極薄にしている分、枕を追加して睡眠の質を高めようという試み。実は私は今までこの十数年間山で枕を重要視してこなかったが齢30半を過ぎて枕の重要性を感じ始めたというわけだ。とは言えイスカの枕を使用していた時期はあったが結局軽量化のために削って、代わりに着替えを入れた袋を枕にしてきた。
しかしそれは公共交通機関で登る山に限ったことで、温泉に入った後の着替えまで山に持っていかないといけないから可能だったわけで、OMMでは予備のベースレイヤーを持っているものの枕にするには不十分だ(予備のベースレイヤーも夜は着込む)。
なので今回の枕導入に至ったわけだが最近の山用枕は全く驚くほど軽い。これなら重さも苦にならず、得られるベネフィットのほうが大きいだろうと期待している。
EVERNEW / 深山座布団 / 49g
もう一つの新規ギアは座布団。エバニューの深山座布団(49g)だ。こちらもとても軽い。マットを省く代わりの座布団だ。
座布団なのでスリーピングシステムで使えるのか?という疑問があるが、私は自宅の板の間で寝そべって一つ仮説が思い浮かんだ。
マットの柔らかさが必要な身体の部位は主に骨ばっている腰や肩甲骨などのごく一部に過ぎないのでは?ということである。つまり部分的に寝心地が悪い部位にだけマットを当てがってやればよいのではと思い立ったのだ。
それなら座布団が最適で、しかもこれならテント内で座る時、外で休む時も快適に過ごせる。何より軽い。これなら山でのテント泊でも石の出っ張りが気になるところにマットを敷くということもできる。
保温性はそのままに、重さを最小限にして快適性を部分的にアップ?
以上の銀マット、枕、座布団、そして夏用ダウンシュラフとエスケープビビィで今年のOMMは乗り切ってみようと思う。尚、このセットで山はおろか、屋内ですら一度もテスト睡眠はしていない(笑)
おわり
2024年11月7日