山頂で湯を沸かす時間が無かったり、短い休憩時間でサッと一杯飲みたいときの必要最低限な保温保冷ボトルをレビュー。
山頂でコーヒーが飲みたいけど…
山では日常を忘れてゆったりとした時間を過ごしたいのは当たり前。しかし現代社会で生きている以上、時間に追われているのもまた避け難い事実。朝の限られた時間でサッと山に登るとき、その他休憩時間を多く取れないとき、荷物を減らしたいとき、フルでコーヒーセットを持っていくのはなかなか難しい。
かと言ってインスタントコーヒーのようなものではなく、ちゃんと挽きたての豆で丁寧に淹れたコーヒーが飲みたいというわがままな拘りがある。そんなときは家で淹れたコーヒーを持って来てしまう方が楽だと気づいてしまった…。
コンパクト保温ボトルという選択肢
私は山でお湯を沸かすのが好きなので今まであまり保温ボトルを重視したことはなかった。もちろん冬山ではサーモスの山専ボトルを使ってきたが、それはあくまで体温の保温としてのお湯を入れるためのものだ。コーヒーなんていれたことはない。そもそも冬山ではコーヒーの利尿作用で体温が奪われるのであまり飲まない。
しかし湯を沸かす行為より、コーヒーを味わうことを優先したくなってしまった今ならば保温ボトルのほうが合理的だと思う。
最低限の150ml、軽量コンパクト
構造もシンプルである。コーヒー一杯分の150mlしか入らないのでまさにコーヒー専用ボトル。容量としてはコップ並みだ。 ウエストポーチに入れても苦にならないサイズと重さが良い。高さ14.5cm、直径4.5cm。重さ95g。
蓋はパッキンが一つ付いているだけのスクリューロック構造でお手入れも簡単となっている。
普段も使えるし、アウトドアのみならず出先でどうしても家で淹れたコーヒーを飲みたいときに使えるアイテムである。当然保冷効果もあるので夏場は氷を入れてもいいかもしれない。
おわり
20250610