軽速山歩

登山者が実践するファスト・パッキングスタイルへの道

MENU

THE NORTH FACE / Flight VECTIV Guard FUTURELIGHT 355g

ノースフェイスのゲイター一体型全天候トレランシューズのレビュー。

フライトベクティブガードについて

f:id:ksg2999:20230121182416j:image

冬、積雪しても近所の低山トレランをしても雪が靴の中に入り込まないシューズが欲しかったので、ノースフェイスのビルトインゲイタータイプのトレランシューズを思い切って買ってみた。スポルティバのサイクロンクロスも検討していたが、Amazonで1万円くらい値引きされていたこちらに決定。

f:id:ksg2999:20230121182443j:image

僕は積雪や雨天時などに対応できる軽快なシューズとしてローンピークRSMのミッドカットを持っているが、構造が普通のミッドカットなので足首が固く、履き口に隙間もあるため、ゲイターを併用しない限り蹴り上げた雪が入り込んでしまうことが昨年感じた悩みだった。

f:id:ksg2999:20230121182525j:image

フライトベクティブはノースフェイスのトレランシューズであるが、これの外側を「フューチャーライト」というノースが独自に開発した防水透湿素材でカバーと一体化したのが本製品。

f:id:ksg2999:20230121182504j:image

カバーの中は普通のトレイルランニングシューズが一体となって入っており、これを普通に履いて、カバーを立ち上げて止水ジッパーで閉じる。

カバーはハイカット登山靴くらいの高さがあり、履き口をベルクロテープで止めることで隙間が少なくなり、ゲイターが不必要になる。これで蹴り上げた雪が入ることはそうそうないというわけだ。厳冬期用登山靴のビルトインゲイタータイプのランニングシューズバージョンである。

履いてみて気づいたこと

f:id:ksg2999:20230121182552j:image

実際に雪のあるトレイルで履いみて気づいた点を何点か。まず、暖かい。これは通常の靴を更にゲイターでガードしているから単純に保温性が高い。履き心地はランニングシューズそのもので、登山靴より遥かに走りやすいが、ゲイターがある分足首周りは少しゴワゴワ感があるし、それによる全体の重量もある。

f:id:ksg2999:20230122015333j:image

アウトソールのラグ形状、フリクションはしっかりしていて雪や泥を掴みやすい。ロッカー形状も効いていてロードを走っても違和感はない。

f:id:ksg2999:20230122015307j:image

難点は二点ある。ひとつめは履き口だ。縁のベルクロテープが皮膚に触れると擦れてしまった。タイツなどをしっかりインするか、長い靴下を履くなどしたい。

ふたつめは中身の靴紐を結ぶ面倒さ。カバーの開閉が邪魔で靴紐の調整など、履くのに時間がかかるのが嫌だったので、僕はサロモンのクイックレースに換装した。しかもクイックレースの余りはカバーの中に収納できるので全く邪魔にはならない。

フューチャーライトの性能について

f:id:ksg2999:20230122022917j:image

フューチャーライトは初めてだったが、正直性能に関して他の素材と比べてどれくらい優れているかよくわからなかった。

ただ、雪の中に足をつっこんでも冷えず、かといって暑くなりすぎないのは、フューチャーライトの賜物なのかもしれない。フューチャーライトは通気がよく蒸れにくいのがウリではあるが、僕は足は蒸れないほうなので、なんともわからないところはあるが。

その他サイズ感など

f:id:ksg2999:20230122015401j:image

僕のサイズはNIKE、ニューバランスで26.0cmを使用しており、同じ26.0cmを選んでちょうどよかった。横幅も特にキツいということもない。

踵の部分にほどこされたTHE NORTH FACEのロゴは光を当てると怪しい色で反射するのは嫌いではない。見た目がセミワンタッチアイゼンくらい付けられそうではあるが、踵にコバはないので注意。

この手の防水ゲイター付きトレランシューズはメーカーも少なく、価格もかなり高いが、僕のように雪のある道を日常的に登る人であれば一足あれば心強いシューズ。雪やぬかるみを気にせず足運びができるのでストレスがなくて良い。

 

Amazonでは現在取り扱いが無いようなので悪しからず。ノースフェイス(ゴールドウイン)としてはこのモデルは廃盤なので安くなっていたのだろうが、おそらく来季以降、改良されたモデルが出る可能性もある。

 

おわり

2023年1月22日