STRIDE ADDICT ゼロドロップでフットシェイプなビジネスシューズ

私事で恐縮だが、転職をして数年ぶりにスーツを着る仕事をするようになった。革靴からしばらく離れていたので、どうせなら歩きやすい革靴を履くことにした。

ビジネスシューズが歩きにくい

前職では私服だったので当然靴も自由でゼロドロップだろうが、ベアフット系だろうがサンダル以外は履くことができた。

カタギの仕事に戻りスーツを着るようになったからには、革のビジネスシューズというものを履かざるを得ない。久々に履いてみるとこれが歩きにくい。何より爪先が狭いので足指に悪いような気がする。それでいて営業職なので結構歩く。どうせ歩くのであれば、歩きやすい靴、足の機能を損なわない靴を履きたいものだ。

一応前々職では僕はスーツ専門店に売っているスニーカーライクな履き心地を謳うビジネスシューズを履いていた。結婚式で履くような正統派革靴よりは履きやすかったが、それでも久々に履くとドロップ差や爪先のフィット感が気になってしまう。

足の機能を損なわない革靴

もっと爪先が広くて歩きやすくて、それでいてビジネスシーンで違和感の無いシューズはないだろうか。そんな思いから選んだのがランニング専門店STRIDE LAB（ストライドラボ）がオリジナルで作っている革靴「STRIDE ADDICT ストライドアディクト」だ。色はブラックとブラウンの2色で、僕はブラウンにした。

かなりいいお値段をするが、

• 日本産の牛革を使用し、
• ビブラムのアウトソールが採用されており、
• ライナーには抗菌防臭に優れたメリノウールを敷いており、

こだわり十分なつくり。

なんといってもその形状が特徴的で、ゼロドロップ、フットシェイプトゥボックスとなっている。つまり履き心地はほぼアルトラに近い。

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STRIDE ADDICTのサイズ感について

僕はアルトラシューズのサイズは26.5〜26.0cmなので、レザーであることと、靴下が薄手になることを見越してハーフサイズ落とした25.5cmにしてみた。

ネットでの購入なので見るまでどんなものかと思っていたが、実物を見るとかなりこじんまりとしてるし、真上から見ると顕著な幅広形状はビジネスシーンにいかがなものか？と抵抗感を覚えた。一瞬「あ、ミスったかぁ？」と頭によぎる。

しかし薄手の靴下で長時間歩いてみると全く違和感がないのでサイズはこれで正解だった。革製品ゆえの「伸び」もあるだろうから、アルトラのランニングシューズよりハーフサイズ落とすのがいいだろう。

スーツに馴染む上質な革

不思議なことに、スーツに合わせると最初気になった見た目の大きさや形の違和感もあまり感じなくなった。しれっと仕事に履いていったが、特に突っ込まれることもなかった。

上質な革で作られているせいか、スーツに合わせることで独特な形状の違和感も無くなるように思えた。革のエイジングも楽しみである。丸みのある形に可愛らしさもあるので、女性にもおすすめできるデザインだ。

文句無しの歩行感

歩行感は、ゼロドロップかつ幅広な爪先のおかげで足の指を使って歩きやすくなっている。着地がカツンカツンしないので足にも良さそうだ。革靴を履いていると、足の機能を損なっているかもという気分になってくるが、そう思わないのが心地よい。

軽量でクッション性も程よくあり、このまま走れてしまうレベル。僕はスーツもユニクロの感動パンツとジャージ素材のシャツなのでマジで走れてしまう（笑）。歩くのが苦じゃなくなるので外回りも喜んでできちゃうかもしれない（笑）。

余談だが、僕は先が尖った革靴だと階段で先端がぶつかったり、混んでる電車で前に座っている人の靴先にぶつかったりすることがあるので、先が丸いとそれが無くなるので快適。

お値段は高めだが、日頃、仕事で履く革靴に不満を持っているランニング愛好者、登山愛好者には、おすすめしたいシューズだ。

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おわり

2022年8月1日

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