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登山者が実践するファスト・パッキングスタイルへの道

patagonia Capilene Air Hoody (パタゴニア キャプリーン・エア・フーディ)196g【レビュー】

パタゴニアのキャプリーン・エア・フーディがアウトレットで安くなっていたので購入。何度かランニングで使用したので軽くレビューしてみる。

 

 

縫い目の無い3Dニット構造

f:id:ksg2999:20210321063257j:imageパタゴニア製品に袖を通した瞬間はいつも「さずがパタゴニア…」と唸ってしまう。絶妙なフィット感は物足りなさを感じさせないどころか、想像以上の体験を与えてくれる。

 

特にこのキャプリーンエアは素晴らしい。身体に吸い付くようで、ずっと着ていたい気分になる。写真は175cm、60kgでSサイズ着用。

 

メリノウール51%、リサイクルポリエステル49%

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メリノウールの保温性と、ポリエステルの速乾性を併せ持つ製品は近頃多い。ウール100%よりも混紡のほうが低温下での運動に適している。

 

まさに「空気」が通る

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風が吹くと生地越しに空気が抜けるのがよくわかる。まさに「エア」である。逆に強風時は寒さを感じるため、ウインドシェルと合わせるのが無難。空気が良く抜けるということは汗抜けもよく、透湿性が高い。

 

最初に見たときはジップネックじゃなので首回りが蒸れるのではないかと思ったが、この生地のおかげでそんなことほとんどない。発汗量が多いが風は弱い冬の樹林帯ハイクアップなどにはうってつけだ。

 

独特のワッフル構造

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通気性の良さを持ちつつ、独特な凹凸をもつワッフル構造をしているため、温かい空気(デッドエア)をため込みやすくなっている。稜線などで風が出てきたらシェルを上から着るととても暖かく感じる。冬のベースレイヤーとしてだけでなく、夏でもフリース代わりに防寒着として使えそう。

 

縫い目とジッパーの無いフード

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キャプリーンエアフーディの一番の特徴は何と言ってもこのフードかもしれない。縫い目もジッパーも無いフードだが、高い伸縮性を持っているため、容易に脱着ができる。まるで頭の形状に合わせて自在に形を変えてくれているかのようだ。鼻あたりまで覆うことができるのでバラクラバとして使用可能。

 

伸縮性が高い袖

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袖にサムホールは無いかわりに、フィット感としなやかな伸縮性を備えている。

 

すぐ毛玉ができてしまう

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弱点として、毛玉ができやすいのが悲しいところだ。写真は背中のザックが当たる部分。2回ほどトレランザックを背負って10km走っただけでこれくらいになってしまった。

 

毛玉ができるのはメリノウールの特性上仕方のないことではあるが、他の密度の高いメリノウール生地より毛玉ができやすい。表面の繊細なワッフル生地のせいで、ウールやカシミヤのセーターと同様に摩擦に弱いと感じる。これはこういうものだと割り切って使うしかない。

 

総評

毛玉問題はあるが、素晴らしい着心地とデザインは非常に高く評価したい。今後何シーズンか使ってみてどうなるかというところは気になるが、とりあえず今は買って良かったと思っている。パタゴニアのことだからすぐにダメになるような製品は作らないだろうし、アフターサービスを利用して長く使えるであろうことを願っている。

 

おわり。