いよいよOMMが迫ってきたがブログを書く暇もパッキングテストをする暇もなかなか無いが、今回はやっつけで食糧計画について考えてみる。
基本的にドライフードで構成
やはり軽量化を考えるとドライフードにするのが当然である。水は持ち歩くがキャンプサイトでも提供があるため、基本的に水が手に入ることを前提とした食事となる。
とは言えお楽しみも必要である。というわけでウィンナーも持っていくつもりだ。山に生肉は持っていきにくいので加工肉は重宝する。当然お酒も持っていくのでこれをあぶりながらチビチビやりたい。建前上はこれも立派な必携品の食糧としてカウントすればいい。
行動食は走り続けるようなトレランでもないのでジェルもいれつつチョコや柿ピーやナッツなどの伝統的行動食を取り入れたい。トランスジャパンアルプスレースでも柿ピーは絶対的な定番である。
1日目夜
- メイン:ビバークレーション(ウルトラランチ)トマトキック味、ホッターザンカレー味
- 補食:フリーズドライ味噌汁(アマノフーズ)もしくはインスタントスープ?
- 贅沢おつまみ:信州ハムのちょっといいウィンナー
ビバークレーションは試食したが普通に美味い。様々なスパイスや調味料が絶妙で実に食欲をそそる。スパイス好きな人は絶対にハマると思う。
2日目朝
- メイン:リゾッタ(モンベル)ガパオ、五目
- 補食:フリーズドライ味噌汁(アマノフーズ)
これを36時間分(1.5日分)の食糧とする。メインを1日1食、追加のスープやウィンナーで0.5日持つという考えで強引に36時間分の食糧としたい。
予備食
- スープデリ(クノール)
一日分の予備食とあるが、クノールのカップパスタでおなじみスープデリがカップ無し袋タイプで売られているのを発見したのでこれを使ってみる。一食約100kcalとカロリーは少ないが、重量約29gなので2食分持っても負担は少ない。コスパも抜群で今回の目玉食糧である。
行動食
ジェルとしてアミノバイタルプロを1日2本くらい。
栄養とカロリーバランスが優れた主食として、メイバランスのゼリータイプのパウチを1日1本。メイバランスは我が家で病人食として常備しているが、カロリーが200kcalあり各種栄養が充実している。
あとはナルゲンに好きなお菓子をぎゅうぎゅうにして何とかなるだろうという感じだ。数年前まで行っていた泊りの山ではナルゲンの中にお菓子を入れて1泊の行動食にしていたので、おそらく十分だろう。
OMMでの行動食について考察
CPに向かってずっと突っ走るトップレベルのオリエンティアと違い、素人の僕らは地図とにらめっこしながら進むのであまり走らないと想定。走るところは開けた林道で、かつ、迷わずとにかく距離を縮めるシーンに限られるのではないだろうか。
つまりトレランのように心拍が常に高い状態が連続するような高い運動強度ではないため、行動食はジェル系で固める必要が無い。普通の登山と運動強度なのでむしろ固形物のほうが良いように思う。
OMMでの食糧について考察
もちろん夜や朝も普通の登山に準じたものでもOKと考える。昔やってた切り詰めた登山ではアルファ米にフリーズドライのカレーというのが鉄板メニューだったが、今回はフリーズドライの米系で揃えた。
ビバークレーションのカロリーが1食あたり約400kcal、リゾッタが1食あたり約320kcalであり、どちらも米なので腹持ちが良くアルファ米より優れてる。重さもそれぞれ80g前後と非常に軽量。山での食事であれば必要十分だろう。
食器、カトラリー類 204g
これらの食事に過不足なく対応できる食器をチョイス。
メインはエバニューの昔のチタンコッヘルだが、蓋については、フライパンにしてウィンナーを焼きたいので蓋に取っ手がついているEPIのATSチタンクッカータイプ2Sを流用。見事にハマった。
その他
- チタンFDスポーク(ユニフレーム)約20g
- ナイフ(ビクトリノックス)22g
- フォールダーカップ(ウィルドゥ)24g
- クリーニング用のティッシュとゴミ袋
以上、使わないであろうものはできるだけ省いた内容だが、結局いつもの山とあまり変わらない。切り詰めればコジーにジップロックを入れるだけで十分なのかもしれないがそれは少し味気ないというものだ。
まとめ
基本的に今まで登山でやってきたことの延長線上食糧や装備をチョイスしつつ、行動食などは少しトレランで得た知見を交えてみた。ちなみにカップはいらない説はあるが、これは夜のお楽しみ(アルコール)用でマスト装備なのだ。軽くしつつ飲食の楽しみを妥協しないスタイルで本番に臨む。
おわり
2023年11月1日