軽速山歩

登山者が実践するファスト・パッキングスタイルへの道

ファストパッキング計画の立て方

f:id:ksg2999:20200416143255j:image

僕は最近では、山行計画を立てる際、山と溪谷社のウェブサイト、「YAMAKEI ONLINE」の「ヤマタイム」という無料サービスを使っている。

 

スマートフォン普及前は紙の地図、山と高原地図や地形図を見ながら登山の計画を練ったり、ルートを研究していたが、今やウェブでの地図閲覧が容易になり、スマホで素早く見て済ますことが多くなった。

 

紙の地図のメリットは山域全体を俯瞰出来て、全体の距離感を感覚的に把握しやすいところだが、既に何度か行っている山域であればわざわざそこまで確認する必要性はあまりない。ルートのポイントごとの確認ならばスマホの断片的な画面でも事足りるし、いつでもどこでも見れるので、手元に地図が無くても思い立った時にすぐ見ることができるのが良い。

 

f:id:ksg2999:20200416143313j:image

ヤマケイオンラインのヤマタイムならば、主要山域のコースタイム計算まで即座に出来る。アプリ登録や会員登録を一切しなくてもブラウザのみで使えるのが嬉しい。

 

f:id:ksg2999:20200416143620j:image

入山ポイントを指定して、結んでいけばコースタイムが表示され、標高差も出てくる。所要時間だけでなく出発時刻も入力できるので実際の時間のイメージがしやすい。そしてコースタイム倍率を変えていけば自分のオリジナルタイム表となる。

 

何度か登山をしていれば、一般的なコースタイムと比べて自分がどれくらいの速度で歩けるのかが大体わかってくる。僕の場合は無雪期であれば休憩込みで大体60%のタイムで行けるので倍率に0.6をして見てみる。また、下山時刻を逆算したいとき、安全に日帰りするには何割で行けばいいかも一目瞭然だ。

 

ファストパッキング的な登山の場合、通常山中一泊するルートでも日帰りで行ったり、2~3泊するところを1泊で行ったりするため、倍率を変更して行程表がつくれるのが大変便利なのである。

 

しかし、実際に歩いてみると思ったよりペースが上がらないときもあり、その状態で計画を遂行するのは危険だ。僕の場合は地点ごとに「セルフ関門」を作って、そこを制限時間内に通過できなかったら引き返す(リタイア)というマイルールを科している。ファストパッキングという非常識な行為をするからには自分に厳しくなくてはならない。「セルフ関門制限時刻」もヤマタイムでは一目瞭然なのでとても便利。

 

こうして今日も妄想登山が捗るのだ。