【レビュー】ランニング用ポーチ、パルスベルト。とりあえずは普段のランニングで使っているが、実は山で積極的に使いたいという目論みが先行して導入に至った。
僕は普段のランニングの際、ランニングアプリ使用するためにスマホを持っている。BCAAを飲むためにボトルも持っている。だからスマホとボトルを入れるために5リットルのトレランザック(ラッシュ5R)を背負って走っている。
しかし当然ながらこれでは背中が蒸れるので、冬はまだしも、夏はなるべく避けたい。ということでランニングポーチを導入したのだが、ラン用は実はついで。本当はちょっと前から山で使えるポーチ的なものが欲しかったのだ。
山で使える、と言ってもファストパッキングスタイルで使えるものなので、走れるものになる。イメージとしては現在僕が愛用しているラッシュ20と併用できて、システムとして全体の容量を拡張できるようなものが欲しかった。本当はパーゴワークスからこの春発売予定だったランニングポーチを期待してたが、どうやら発売が遅れているらしく、待てなくなってしまった…。
僕のイメージはこの写真の通りだ。ラッシュ20はかなり高めに背負うため、ギリギリ干渉しない。ウエストストラップに干渉しそうだがこれは外せるから問題ない。
ラッシュのショルダーハーネスのポケットは収納力は十分といえば十分なのだが、僕は使っているうちに少し物足りなくなってきて、ドラえもんのポケット的なものが追加で欲しくなってきた。
ラッシュのショルダーポケットはボトル、スマホ、パータイプの行動食など、細長いものは入れやすく取り出しやすいが、飴玉など小包装された細長くないものを入れると取り出しにくい。なので、あともう一つポケットがウエストあたりにあるのが理想的だと思うようになった。
そこで思い至ったのが、ポーチ併用型だ。一般的なウエストポーチだと容量と本体重量がが大きすぎて揺れる心配があった。最小限のサイズで、身体に纏わり付くような一体感のあるものは、伸縮性のある腹巻タイプのランニングベルトしかないと思った。その点で、パルスベルトはかなり理想的だ。
まだ当然ながら山では投入していないが、パルスベルト単体でランニングをしてみたところ、揺れやズレ、蒸れなどの不具合は一切なく、付けていることを忘れるほどの一体感。
外付け用のベルト状のストラップにはストックも外付けできるそうだ。
山でも僕の理想通りの働きをしてくれそうで、期待が高まる。
【山・ランニング道具レビュー】サロモン・パルスベルト(伸縮ベルト型ランニングポーチ)