Mt. Taro Trail Base 太郎山トレイルベース

信州上田太郎山を楽しく軽く登るための登山基地(旧名:軽速山歩)

【OMM出走レポート】OMM NASUSHIOBARA JAPAN 2025 スコア・ミディアム

2025年11月8日〜9日。今年もバディに恵まれ毎年恒例となったOMM本戦。いつも通りエンジョイ勢なのでカテゴリはスコア・ミディアムで出場。

舞台は那須塩原

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OMMはOriginal Mountain Marathonの略で、発祥は英国。古くはカリマーが主催だったため。Karrimor International Mountain Marathonと呼ばれていた。地図読みのオリエンテーリングと登山を掛け合わせた競技イベントである。

今回の舞台は栃木県は那須塩原。家からは3時間半くらいの距離で前回の静岡県河津町に比べるとだいぶ近くなり、場所が発表されてまず安堵。そして抽選を経て無事出場枠を確保!

 

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毎度の説明になるが、「スコア」というのはロゲイニング形式の競技カテゴリになる。地図上に点在するコントロールと呼ばれるチェックポイントを回る順番を自分たちで決めながら、高得点を競いつつ制限時間内にゴールするというのものだ。ミディアムだと初日6時間、二日目5時間が制限時間となる。

イベントセンター(大会本部的なところ)はハンターマウンテン那須塩原というスキー場。OMM3回目なので、我々の挙動もかなり固定化されてきた。まずは金曜日の午後、頼りになるバディのデリカでイベントセンターへ向かう。ここでは15時から9時半まで前夜祭が行われているのだ。ここで受付を済ませてOMM気分を味わってから車中泊をして、飲み会をするのだ。

昨年の河津大会の駐車場はかなり住宅街にあって車中泊できるかどうかはかグレーだったが、今年は車中泊がオフィシャルで認められていたので堂々できるのがありがたい。車中泊者はスキー場の外トイレを24時間利用可能だった。

まず前夜祭会場へ

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会場に着いたのが18時半くらい。昨年は会場着が21時を回っていたので前夜祭があまり楽しめなかったが今年は余裕だ。会場で販売されているクラフトビールで乾杯し、テーブルの地図と睨めっこ。我々は利用しなかったがスキー場のレストランが営業しており、夕食も食べれるようになっていた。

毎度毎度この熱気と盛況ぶりには驚かされる。世間一般的にはマイナー中のマイナーなイベントだけど、ここに来るとOMMのことばかり考えている人が全国から1,500人集まっているという。みんな普段何してんだ?

 

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そうこうしているとTwitterでフォローしているキョウヘイさんがいたのでご挨拶するとカッコいいステッカーをくれた。ありがとうございます!ちなみにキョウヘイさんは同じスコアミディアムで総合2位の猛者で我々とは次元が違いますw

 

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出店しているブースを一通り物色して思わず大会オリジナルTシャツ(税込5,000円)などを買いつつ、車に戻り車中泊の準備と飲みの準備へ。

 

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バディが今年も用意してくれた日本酒を飲みつつ、大会に持って行く用のお酒をワイン用プラティパスに移す儀式を行う。翌日9時半スタートなことをいいことに0時過ぎまで飲んでしまう。

DAY 1 スタート

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翌朝、まあまあ寒くて目が覚める。昨年の河津に比べると当然ながら気温が低い。このハンターマウンテン、何気に標高が1,100mくらいあるので寒いのは当然なのだが、早速今夜のキャンプに不安がよぎる。大丈夫、私はまだ2段階くらい変身(防寒着)を用意しているのだ…と自分に言い聞かせて落ち着く。しかし次回は車中泊用の暖かい装備は必要だなと反省。

 

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朝のトイレチャレンジで身体を軽量化しつつ、準備を進めていると続々と車が上がってくる。周辺の宿に泊まっていた参加者も結構いたようだ。そして我々はかなりイベントセンターに近い場所に車を停めていたことに気づく。一丁目一番地だ。パッキングをしてみるとトータルウェイトは9.2kgほど。登山のマインドで挑んでいるのでついつい水を持ちすぎなんだよなぁ。

 

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スタート時刻1時間前にイベントセンターに入る。今回のスタートはイベントセンターから徒歩5分ほどだそうなので余裕である。参加者の色々な出立を見物しながらスタートを待ち、9時頃スタート地点へ向かった。スタートはウェーブスタートなので割り振られた時間内にスタートすればいい。SIチップをチェックしてバディとペアでスタートラインに入る。スタッフには必ず「バディと揃って入ってください」と言われ、バディであることを確認されるのだが、今回我々は同じ色のOMMソニックジャケットを着てきたので「あなたがバディですか?」と聞かれることもなくバディの隣にいればスッと入れることがわかった。お揃い装備の効能である。

 

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スタートラインの一番前に地図が置いてありそれをスタート前の1分くらいで見ることができる。「ゴールどこやねん」と思っているうちにスタートのブザーが鳴りバディがSIチップをスタートのSIステーションにパンチしてスタート。今回の足元はVivobarefootで挑戦。

DAY 1 振り返り

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まず我々は南北に走る谷の渡渉は難しいと判断し車道へ出る道を選んだ。そこから車道沿いに北上しAL(20)、山に入りBG(30)を取る。そこからは北上して無難にCK(40)、車道を渡ってAD(30)を取る。固まっていて取りやすいエリアだがそれは皆同じ。ここからは車道を東へ進みBU(10)を掻っ攫い、CD(30)まで攻める。時間に余裕はあったがDC(40)が難しそうな気がしたのでBEやABをスルーしてDCへ。バディの機転ですんなりとDCはゲットし、DB(20)を取り後はウイニングロードでAE(10)を取ってキャンプ地へ。

 

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制限時間より1時間半くらい早くフィニッシュし、早めのテント設営となった。時間だけ見ればもう少し攻めることができたかもしれないが、テントサイトに早めに着くメリットもある。まず同点だと時間が早い方が順位が上になるのだ。そしてもうひとつは、早い方が良い場所にテントを張れる。

 

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振り返るとやはり初手で谷の渡渉を諦めたことがひとつの分岐点だったと思う。今回のエリアについてハンターマウンテンがイベントセンターだと分かった時点でもう少し地形の予習ができたものだがそれも怠っていた。どうやら堰合は越えられるっぽいのでBDを取って山を北上という手もあったのかもしれない。とはいえ、山だけを行く体力やや渡渉点を吟味できる技量は無かったので判断は間違ってはいないし後悔は無い。決して成績は悪いものじゃなかったが、それ以上を目指すにはもっとチャレンジをしていく必要があると感じた。1日目、230点。

今年のキャンプサイトは牧場!

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初日のゴールであるキャンプサイトは例年だとオートキャンプ場であることが多かったので今回も特定しようとしたがそれらしいキャンプ場が無いなと思っていたら今年はまさかの牧場だった!公式ロゴマークに乳牛イラストが描かれていたのはこの布石だったのか…。

 

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大量に水を運搬し、簡易水道を作り、仮設トイレも沢山あり、シーズンオフの牧草地がいっきにテント村になっていった。ちなみに水場は初日の夕方はずっと渋滞になっていたが翌朝はさっぱりだった。要するに皆さん調理用に使えるほどの水を家から担いでいないと思われる。まあ普通はそうか。

明日万が一雨が降った場合を考えて大きな木の下に幕を構えた。今年は分厚いファミリーテントばかり設営していたのでハイレヴォ2が軽くて仕方ない。今回からグラウンドシートとしてタイベックシルバーを敷き込んである。あっという間に設営したら、飲む前にしっかりと着込んで防寒する。一昨年の北八ヶ岳大会では、完全防寒になる前に飲み始めてしまい、そのまま中途半端な防寒で寝てしまい寒い思いをした。その教訓を生かし、ベースレイヤーにオクタのフリース、コアフーディ、そしてソニックジャケットを着込む。下半身も行動用パンツの上にメリノウールタイツを履き、レインウエアの下も履く。これでだいぶ暖かい。

 

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日本酒という名のエナジードリンクを飲みながら、食事をする。今回の食事のメインはモンベルのリゾッタだが、おかず兼つまみとしてモンベルのフリーズドライサラダチキンを実戦投入してみた。そして有名だがじゃがりこをお湯で戻したポテサラと混ぜるといい感じに美味しかった。山ではリピート確定メニューだ。酒を飲んでいると向かいで世界の田中陽希さんたちがツェルトを張ろうとしている。その様子を見ながら飲む私たち…。ウィスキーもお湯割りでチビチビやりつつ、今回は20時前の早めの就寝。

DAY 2 スタート

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翌朝、やはり寒さで目が覚める。地面からの冷気が寒い。サーマレストのエアーマットを持って行ったがXSであり、普通に膝下が寒かった。なお、シュラフは限界温度8℃でそれをエスケープビビィでブーストしている。エアマットを補うための座布団マットをなぜか枕元に置いておいたのは失敗だった。枕の位置もシュラフに初めから入れてしまえばよかったが、寝る前は酔っ払って頭がバカになっていた…。

翌日は7時スタートでまあまあ早い。5時過ぎにシュラフから這い出して飯食ってテント畳んでトイレ行ってパッキング。フリーズドライ甘酒が美味かった。これも毎度のことだが朝晩まあまあ普通に食べているので行動中にあまり腹が減らず、行動食が減らない。毎回のことなのに学ばず行動食を余らせてしまう。今年はナルゲンいっぱいにナッツ類を入れたけど、3分の1すら消費していない。あと水も一日500mlくらいしか飲まないんだから2.5リットルもいらないわ!来年の俺はこの文をよく読むこと!

DAY 2 振り返り

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二日目、前日に山麓を歩いた富士山なる山の頂上にコントロールがあるかなぁと思ったらそんなことは全然なかった。地図は南に戻る形になるどころか、ゴールのハンターマウンテンよりさらに南にコントロールが点在している。前日に渡渉をあきらめていた我々は当然二日目もそうなるのだが、こうなると車道を進むしかなくなる。

 

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とりあえず近場の高得点DH(40)を取りにいく。先に取って降りてきた人が(ちょっとドヤりながら)「上で熊出たんで、気をつけてくださぁ〜い」とのこと。みんな内心ギョッとしながらも歩みは止めず。あとで聞けば至る所で熊は出ていてその都度スタッフが発破をかけて追い返すなどしていたらしい。そこでは我々は鹿しか見なかった。景気付けに1発サイレンホイッスルを吹くと周りの人をギョッとさせてしまった。

 

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DHを取ると車道を戻ることにした。車道沿いは10点とかしかないので逆に、ゴールのハンターマウンテン近辺のスキー場に取りやすそうなものがあるので思い切って一気に車道をここから1時間半以上ポイント獲得無しで走ってハンターマウンテンの向こう側のDL(30)に向かうことに。DLにはイベントセンター脇を突っ切って侵入。ゴール会場の準備をしているスタッフ達を横目にスキー場を登る。そこから堰を切ったようにCL(30)、ゴーロの沢を詰めてCU(50)を連続で獲得していく。

 

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こんな時間に下からから登るやつなんてほとんどいないのでここまでは人にあまり会わず。ゴーロの沢なんて皆尾根から来てたので静かな沢登りをエンジョイできた。ここらで雨も少し降ってくる。上からはスキーリフトが見えるのでそれを頼りにAK(40)、下りながらAM(40)を奪取。早めにスキー場に来たので後から大量に登ってくる人を横目に下るのはなかなか爽快であった。スキー場の開けた感じと曇天が本国UKのOMMの雰囲気を醸し出していた。

 

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ちなみにバディはかつてアルペンスキー選手だったので無雪のスキー場でも降りがめちゃ速い!登りも速いのに!リズミカルにゲレンデを滑るが如くあっという間に姿が遠くなるバディ。そして時間に余裕があるし、どうせゴールはすぐそこなのでBN(30)とAF(20)も労せずに平らげる。雨も上がり、最後にCA(10)を取ってフィニッシュ!制限時間30分以上余裕あり。

 

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得点としては260点で初日より高くなり、まずまずの結果だが順位はそこまで伸びず。思い切って「先にスキー場かっさらい作戦」をやったつもりだったが、凡庸だったのは、やはり山と谷を突っ切れなかったからだろう。自分たちの動きに後悔は無いが、これ以上の点を狙うにはスタイルを変えていかないと難しいだろうと痛感した。たとえば最初のDHを取ったらBMへ行き(バディは提案していたが…)、BJへ北上、ASかAFを取りながらBN→AM→AK→CU→CL→DL→CAだと330点である。CUまで登れなくても280点だ。あとは移動速度だろうか。時間切れやロストを絶対に避けていた我々だが、恐れずにチャレンジすれば開ける世界がありそう。精進あるのみ。

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なお、よくインスタで見かけるフィニッシュの看板の前には実は長蛇の列ができている。SNSにアップされたキラキラした写真の裏側を見るのは趣深い。

総括

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OMMはスタートとフィニッシュさえちゃんとSIチップでパンチすればあとは自由だ。表彰もあるが我々には無縁。レストランで頼んだ名物・巻狩汁が疲れた身体を癒してくれた。その他適度に補給をして所用を済ませたら帰路に着いた。今回もお酒を用意してもらい、長距離運転をしてもらい、そして2日苦楽を共にしてくれたバディには本当に感謝しかない。そして何よりこんなにも大規模な大会を安全に楽しめるように運営してくれた運営スタッフ一同に対しても多大なる感謝を意を表したい。

余談であるが、毎回私が先頭に立って好き勝手やらせてもらっているので今回はバディに先達になって好き勝手やってもらえないかと聞いてみたら面白い答えが。「着いていくほうが新鮮で楽しい」と。バディは普段仕事では全面的に自分が責任を負って指示を出す立場のお人。OMMではサブ的な立場になれることがある種貴重な経験のようだ。それを聞きな、なるほど〜と感じるとともに、自分だけが好き勝手やっていて申し訳ないという罪悪感がなくなり、俄然先達のお役目を全うしたい気持ちになった。こういうバディとのバランスがOMMでは大事だなぁと、有り難さを感じる。

 

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これを書いている今もまだOMMの興奮は完全に冷めておらず、もしあのルートを通っていたら我々は時間に間に合っていただろうかとか、別のやり方があったのではないか?とか色々な「もしも」が頭の中に交錯しつつ、そのために我々に必要なものは?と自問してしまう。後悔というよりも、次に向けてまだ伸び代があるのではないかというワクワク感だ。つまり今ただ思うことは「またやってみたい」ということである。新たな一年がまた始まる…!

装備について

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最後に装備についてだが、3回目となると特別良かった!というものも無いわけだが、いくつか試したことを書いておく。

防寒着は少し実験をしてみてミスった。シェルとアクティブインサレーションの組み合わせをすることでいつも持っていたインサレーションを省略したが、あまりよくなかった。やはりガツンと暖かいダウン一つにしようかなと検討中。OMMは行動防寒などはあまり考える必要はない。行動中は薄着、テント場ではヌクヌクの二極化で考えるべし。

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他に、タイベックシルバーをグラウンドシートに使ってみた。嵩張らないし保温効果はきっとあるだろうし、テントの保護になるからこれからも使うと思う。

 

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あと人体実験として二日間ぶっ通しでニトリルゴム手袋をつけっぱなしにしてみた。保温になるし乾燥しないし良いVBLになったのだが、外すとほんのり臭い。手から足の裏みたいなニオイがする。即会場のアルコールで消毒した。

写真は端折るが、アクシーズクインの「クナイ」というゲイターはめっちゃ良かった。昨年のOMM後に買って絶対次は着用しようと思っていた。適度な保温にもなるし、雨具の裾の引き裂き保護になるし、脛そのものの保護になるし、ずれないしキツくないし、カッコいいし、最高としか言えない。

 

www.fast-packing.com

 

シューズであるが、Vivoで二日間歩き通した。少し心配だったが日ごろVivoばかり履いて慣れていたので問題なく快適に歩けた。やはりOMMにはVivobarefootが似合う。

www.fast-packing.com

 

最後に。帰りにバディに買ってもらった「くらま」というが大根めちゃめちゃ甘くて美味しかった。梨かというくらい。是非秋の那須塩原に訪れた際は大根を買おう!という地元への感謝も最後に付け足しつつこのブログを締めたい。

 

おわり

20251113

UEDA Skyrace Skyrunner World Series 2025 course review 上田スカイレースコースレビュー(一部)

2025年5月4日に行われるスカイランナーワールドシリーズの上田スカイレース。私はランナーではないので上田スカイレースに出ないが、世界レベルの大会を体感しようと思い、コースを試走してみた。

体力不足により残念ながら秋和でDNFとなったがそれでも一部コースを紹介する。

The Ueda Skyrace (Skyrunner World Series) will be held on May 4th in Ueda, Japan. I will introduce the course from the beginning to the latter half.

大星神社〜太郎山山頂 Oboshi shrine 〜 summit of Mt.Taro

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大星神社からバイパスを渡りここから入山。四十八曲がりコース。バーティカルも同じ入山口。

Starting from Oohoshi Shrine, this is the entrance to the mountain.

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イノシシが登山道を通った痕跡。

Traces of a wild boar passing through the hiking trail.

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四十八曲がりは葛折の急坂が続く。

The steep, winding climb continues.
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古井戸の分岐で左の白蛇コースの下りに入る。

At the fork in the road to Furuido, take the descent down the Shirahebi course on the left.
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試走ランナーにサクッと抜かれる。ジグザグの道は狭いが明瞭。
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ここが少しテクニカル。落ち葉と石のミックス。

The trail is difficult to walk on as the surface is a mixture of fallen leaves and stones.
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落ち葉の中にゴロゴロとした石が混じっている。
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分岐を右に行く。

Go right at the fork.
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少し登ってまた下る。

Climb a little and then go down again.
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下る。

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牛伏コースと白蛇コース分岐。

The fork in the road between the Ushibuse Course and the Hakujya Course.
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神社で折り返し。
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牛伏コースを登り返す。

Climb back up the Ushibuse course.
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城の跡。

Remains of a medieval castle.

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しばらくは快適な道だったがだんだんと急になる。

The trail was comfortable for a while but then it got steeper.
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かなり斜度がきつく足が滑る。四つん這いじゃないと登れない。最後にここを下りで使うが選手がスライディングで降りるところだ。

The slope is quite steep and your feet will slip. You can only climb on all fours. This is the last place we use for the descent, and the athletes slide down.
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牛伏コースと表参道コースとの出合い。

The meeting point between the Ushibuse Course and the Omotesando Course.
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赤鳥居。AKADORII
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桜が綺麗。
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太郎山神社。TARO-SHURINE
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本日の装備。Today's equipment.
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太郎山山頂。北アルプスの山並みと桜が綺麗。

The summit of Mt. Taro. The Northern Alps and cherry blossoms are beautiful.
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太郎山山頂。The summit of Mt. Taro. Overlooking Ueda city.

太郎山〜虚空蔵山 Mt. Taro〜Mt. Kokuzo

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ここから虚空蔵山方面へ。From here, head towards Mount Kokuzo.
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西峠は広々している。虚空蔵山方面へ。From here, head towards Mount Kokuzo.
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快適な縦走路。A comfortable trail continues.
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弥五郎峰。北アルプスの眺めが良い。Yagoro Peak. Great view of the Northern Alps.

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坂城方面と北アルプス。
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ロープが設置されている狭いトラバース。A narrow traverse with ropes installed.
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亀井城跡。Remains of a medieval castle.
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積城跡。Remains of a medieval castle.
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分岐はまっすぐ進む。The fork goes straight ahead.
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虚空蔵山直下の岩場。まるで修験の山。A rocky area directly below Mount Kokuzo.
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虚空蔵山山頂。The summit of Mt. Kokuzo.

虚空蔵山〜下塩尻 Mt. Kokuzo 〜 Shimo-Shiojiri

f:id:ksg2999:20250427220640j:image虚空蔵山を過ぎると急な下りが続く。ロープが設置されている。

After passing Mount Kokuzo, there is a steep descent. There are ropes set up.
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分岐はまっすぐ進む。The fork goes straight ahead.
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高津屋城跡。小ピークを越えつつ下り基調で進む。Remains of a medieval castle.

The climb continues downwards, crossing small peaks.
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急な下り。危険マークあり。Steep descent. Danger signs.
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階段あり。There are stairs.
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林道とコースが交差する。The trail intersects with the forest road.
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さらに下る。A slippery descent.
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ここの分岐を左に下りる。下塩尻方面へ。

Take a left at the fork here and head down towards Shimo Shiojiri.
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下塩尻。石堤は越えないで手前を左に曲がり沢に入り折り返す。

Shimo Shiojiri. Don't cross the stone embankment, but turn left just before it, enter the stream and turn back.

下塩尻〜上塩尻 Shimo-Shiojiri ~ Kami-Shiojiri

f:id:ksg2999:20250427220538j:image枯れた沢の内部を登る。羽虫が多い。

Climbing inside the dried up stream. There are a lot of flying insects.
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やがて沢を抜ける。Eventually we come out of the stream.
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急な斜面を登る。路面が悪い。We had to climb a steep slope. The road surface was bad.

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ここまでで一番路面が悪い。滑落注意。

The road surface is the worst so far. Be careful of slipping.
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物見城跡。Remains of a medieval castle.
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分岐を稜線方向ではなく下り方向へ。

At the fork, head downhill instead of along the ridge.
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道がバンクしている。

The road is banked. Be careful not to slip.
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ケムリの城跡。Remains of a medieval castle.
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危険な下り。A dangerous descent.
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ゴーロの下り。浮石だらけ。Going down a goro slope. Lots of loose rocks.
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まもなく上塩尻エイド。

We will soon reach Kami Shiojiri aid station.
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上塩尻エイド。神社がある。

Kami-Shiojiri Aid Station. There is a shrine there.

上塩尻〜秋和 Kami-Shiojiri ~ Akiwa

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持越城跡。Remains of a medieval castle.

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兎峰までの登りは道は比較的整備されている。

The path up to Usagi Mine(RABBIT PEAK) is relatively well maintained.
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虚空蔵山方面の岩峰が見事。

The rocky peaks in the direction of Mount Kokuzo are magnificent.
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この先、兎峰の直登がコースだがかなりわかりにくく、一度見逃してしまった。

From here onwards, the course is a direct climb up Usagi Mine, but it is quite difficult to see and I missed it once.
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ピンクの印を頼りに兎峰を登る。

Climb Usagi Mine following the pink marks.
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かなり道が悪い。落石注意。

The road is in pretty bad condition. Be careful of falling rocks.
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兎峰への最後の登り。

The final climb to Usagimine.
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兎峰の上はナイフリッジ。左右が切り立っていて最も注意が必要。

The knife-edge ridge of Usagimine. Both sides are steep so you need to be extremely careful.

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兎峰。RABBIT PEAK
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兎峰から上田市街を望む。Ueda City

兎峰から弥陀平エイド方面に下る。

From Usagimine, descend towards Midadaira aid station.

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兎峰からの下りはかなり急で滑る。ロープを掴んだ方が安全。

The descent from Usagimine is quite steep and slippery. It is safer to hold on to the rope.
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名物ともいえるゴーロ地帯。北アルプスの岩稜を彷彿とさせるが、浮石が多く危険。

The famous Goro area is reminiscent of the rocky ridges of the Northern Alps, but it is dangerous due to the many loose rocks.
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ジグザグに下っていく。
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弥陀平エイド。Midadaira aid station.
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ここからまた少し登り返し。From here it's a bit of a climb back up.
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分岐を飯縄城跡方面へ下る。

Take the fork down towards the Iizuna Castle ruins.
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快適な尾根道。
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飯縄城跡は広い。Remains of a medieval castle.
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梯子あり。Climb the ladder.
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城跡を越えると道が急に悪くなる。急斜面。

Once you pass the castle ruins, the road suddenly becomes rough and steep.
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滑りやすい土と岩の組み合わせの急斜面。

A steep slope with a combination of slippery soil and rocks.
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滑りやすい土と岩の組み合わせの急斜面。

A steep slope with a combination of slippery soil and rocks.
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獣侵入防止ゲートをくぐって墓地へ。

Go through the animal-proof gate to the cemetery.
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墓地を抜ける。

Go through the animal-proof gate to the cemetery.
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墓地を抜けて集落へ。

Pass through the cemetery and head into the village.
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国道18号バイパスに沿って少し進むと秋和エイド。私は残念ながらここで体力が尽きてリタイヤした。本当ならここから奥の神社から山に入りトラバース気味に東へ進み、生塚神社から尾根を直登し西峠へ出て、太郎山に登るコースとなっている。

A little further along National Route 18 Bypass is the Akiwa Aid Station. Unfortunately, I ran out of energy here and had to retire. The correct course is to enter the mountain from the shrine in the back, head east in a sort of traverse, go straight up the ridge from UBUZUKA Shrine, exit at Nishitoge Pass, and climb Mt. Taro.

コース全体として Welcome to Mt. TARO & Ueda-City!

市街地の近さとは裏腹に非常にタフな山である。アップダウンのほとんどは危険な急斜面でありテクニカル。ナイフリッジや岩場もあり、スピードを出して走るのは難しい箇所が多い。しかし日本らしい緑の濃い森林や多様な草花、富士山や北アルプスの景観など見どころも多い。日本の中でこんなに市街地に近く景色も良くテクニカルなレースができる山は他にないだろう。上田の山をぜひ楽しんでほしい。

Despite its proximity to the city, this is an extremely tough mountain. Most of the ups and downs are dangerously steep and technical. There are also knife-edge ridges and rocky areas, making it difficult to race at high speed in many places. However, there are many attractions, such as the lush green forests typical of Japan, a variety of flowers, and views of Mt. Fuji and the Northern Alps. There is probably no other mountain in Japan that is so close to a city and offers such beautiful scenery and the opportunity for technical racing.I hope you enjoy the mountains of Ueda.

 

2025年4月29日

おわり

【信州上田太郎山】2025年初日の出登山向けインフォメーション

2024年12月31日朝7時現在の太郎山登山道状況をお知らせします。

 

上田市の太郎山は毎年元旦には「こんなに上田に人がいたのかw」というくらい初日の出を拝む登山者で混み合います。信濃国分寺の八日堂縁日くらい混みます(冗談抜きで)

なのでここで2025年1月1日に安全に初日の出を拝むために情報を置いておきます。

まず天気は良さそうです。心配ないと思います。

登山道の状態ですが表参道の最新情報だけお知らせします。

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登山口です。暗いです。ヘッドライトは必須です。道路に駐車できますが混み合うのでできる限り歩いてアプローチするか、自己責任で停められそうなところに駐車しましょう。

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石の鳥居です。大体中間地点ですが全く雪はありません。来年だと雪がついているものですが、今年はかなり少ないです。ずっとドライな路面が続きます。

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そうして油断していると廿丁石から急に雪が出てきます。

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土と氷がミックスしたアイスバーンでところどころ滑ります。

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凍結範囲はわずかですが、この写真を見てどれくらい滑るかイメージが出来ない人はいますぐゼビオらへんに行ってゴム製の鋲が付いている靴に取り付ける滑り止めを買ってください。


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ツルツルです。スキーのストックをお持ちの方はそれでもよいです。実際毎年そういう方がいます。

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赤鳥居周辺は一面雪です。トイレは冬季で基本的に使えません。

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赤鳥居から振り返った斜面の様子です。行きはなんとかノーアイゼンで登れても下りのこの部分は滑り止め無しだとかなり恐怖です。ここの数メートルだけのために上述の滑り止めやチェーンスパイク(チェーンアイゼン)の持参を強くおすすめします。

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ちなみに私は不良登山者なのでこのようなちっこい滑り止めで凌いでいます。トレイルランナーにはおすすめ。

 

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神社の裏、山頂に続く道はほぼ全面雪がついています。

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神社前広場です。来年ここは人でごった返します。行ったことのない人は信じられないかもしれませんが。。

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反対側から。真ん中の穴で焚き火が行われます。

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このような位置にご来光が見えます。明日は快晴なのでもっとよく見えるはずです。

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山頂の様子です。

それでは気をつけて初日の出登山をお迎えください。来年もよろしくお願いします!

 

おわり

2024年12月31日

【レポート】OMM JAPAN 2024 KAWAZU スコア・ミディアム

今年もご縁に恵まれて2度目のOMM本戦に出場できた。今回も去年と同じスコア・ミディアム。もちろんバディも去年と同じ。「楽しく愉快に」をモットーに伊豆は河津町の山々を歩き回って来た。

www.fast-packing.com

今回の舞台は伊豆の河津町

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河津町ってあの河津桜の?伊豆ゥ?と思うほど遠い。我々の住む長野県からは車で5時間ほど。前回は長野の佐久穂町だったのでめちゃスムーズだったわけだが今回は我々が不利な番。

もちろん前泊をする予定だったのだが宿を探す気はなく我々は車中泊する気満々だった。しかしプログラムには車中泊可能とも禁止とも書いていない。おそらく会場近辺の駐車場は住宅地のはずで、運営としては車中泊OKと言えないけどグレーな感じで黙認ということなのだろう。ひっそりと車中泊をすることにした。

天城越え

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金曜の午後、バディの頼りになる車と運転で一路伊豆へ。途中の山梨では鳳凰三山や北岳、富士山が間近に迫りテンションが上がる。富士山と8のナンバーが混じり合うなんとも末広がりな光景にも出会い、幸先が良い。日が落ちるとどこを走っているのかよくわからなったが、富士急ハイランドの隣を走ったこと、伊豆半島に入る前にかねふくのめんたいパークがあったこと、天城越えをしたらしいことはわかった。

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伊豆半島の背骨を抜けるとそこは河津町で前日祭終了1時間前くらいに滑り込んで受付をして、屋台で買った静岡のクラフトビールで乾杯した。

出逢いと前夜祭

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OMMの販売コーナーで物欲に負けまいと必死に堪えているとたまたまX(旧Twitter)のフォロワーさんお二人と念願の初対面を果たす。お二人ともとても良い方で感動!昨年お会いできなかったのでよかった。数年来ネットでやりとりしていると出会って即友達になれる不思議。

ロストアローのブースではベータライトを背負ってテンション上がりすぎてすみませんでした。前夜祭を一通り楽しむと車の中で静かに宴会。ビール&日本酒をしっかりいただき、超絶快適なバディのデリカ号をフルフラット&フル遮光仕様にして車中泊。ぐっすりと寝て翌日を迎えた。

DAY 1 スタート前

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朝から河津桜交流館にDJの千代田さんがチルい爆音を響き渡らせている。すぐ後ろには住宅街。いったい住民にどんなネゴシエーションをしたのか?と思いつつ、初日は遅めのスタートなので余裕の散策。

念の為にプラティパスに家から水をたんまり入れてきたのだがこんなにいらないだろうと少し排水溝に捨てたのだが「長野の山の水を静岡の海辺に流すやつ!Summit to Sea!」などとふざけて調子に乗っていたらドバドバと水を捨てすぎてしまい少し焦る。600mlくらいしか残らなかった…。

スタート地点へはイベントセンターから歩いて10分ほどで到着。スタートに向かう途中、民家のおじいちゃんに「これは優勝したらいくらお金がもらえるんですか?」と聞かれる。そのときは「もらえないっす!」と答えてしまったが実際は3万円もらえるんだと後から知りましたすみません。しかしおそらくおじいちゃんの想像はもう少し桁が大きかったに違いない。そんな一般住民からみたら訳のわからないイベントだけど、なんとなく応援されていることはわかり、感謝の気持ちでスタート地点へ向かう。

DAY 1 スタート!

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相変わらずOMMのスタートはぬるっと始まる。ブザー音と共に走り出すわけでもなく、まずは地図をじっと見て2人で一瞬ミーティング。キャンプ地を確認し、大まかなルートを考えて共有する。キャンプ地は事前に予測を立てた場所でビンゴだった。付近のキャンプ場である程度の規模とイベント当日に営業してない場所を調べるとわかってしまうという裏技を習得してしまった。

まずは距離的には近いけど等高線がわけわからなくなっている高得点ポイントは罠であろうということで、冷静に車道を下り小さいポイントを取りながらゴールを目指し、最後に気になるお鉢の山の上に行くことで合意形成をする。

最初のポイントから次に行くのに一回車道を降りるのか、山を突っ切って谷に降りるのかでバディと少し意見が分かれたが私が車道登り返しが嫌なあまりやや強引に山ルートを選択。バディは信じてついて来てくれた。結果的には読み通りの道を通って林道にぶち当たる。OMMっぽい!この動きができたことで滑り出しの自信となった。

第一のつまずき

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これでだいぶ短縮になり、次のコントロールは道の分岐ということでイージー…ではなかった!分岐と思われるところに無いのでまだ先?と思って林道を登るも明らかに行きすぎているので戻る。分岐は簡単だと思って油断した。ここだと思われる分岐付近を探し回ると茂みの中に発見。しかもペシャッと落ちている。なので本来ぶら下がっていたであろう倒木にぶら下げておいた。徳を積みました。よく見ればこの分岐の半面は立ち入り禁止エリアなのでその面はコントロールがあるわけもなく、これも地図をよく観察すれば探すべき面はひとつだったのだ。

そして次のコントロールは沢から尾根に上がるところ。見るからに急な斜面を他の選手も直登し始める。降りてくる選手もいる。すると案の定次々おこる落石。幸い怪我人はいないようだったが巻き込まれないよう巻き気味で登る。芥川龍之介の『蜘蛛の糸』ではないが我先にコントロールに向かおうとしていて、危ないなと思った。冷静なリスク回避が大事な局面だった。

海なし県民、海を見る

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次のコントロールはピークだ。やはり登山者たるものピークに行かねば。この先の尾根を登ってなんとなく等高線を辿ればいけそうだったが、道があったのでとりあえず登れるところまで登ると太陽光パネルにぶち当たった。いわゆるメガソーラーだ。これらの発電所は柵で囲われていて立ち入り禁止エリアになっている。この縁を通ればわかりやすく、道はあまりよくなかったが小さなピークに出れた。

もうここからはキャンプ地に向かう形で次のコントロール目指し最短で移動。まず ススキと時々あるトゲの薮を漕いでピークの目下に広がる開けた芝生エリアへ。パラグライダーの発着場だろうか。海が見えて最高だった。山無しの県民がアルプスを見てテンションがあがるように海無し県民、一番テンションがあがる。

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そこからダートの林道を北上し、頃合いを見て西にをとってキャンプ地方向にショートカットを試みた。ここは誰もいなかったのでなかなか心細く、またしても私がグイグイとバディを引っ張っていたのでこれで変なところに出たらどうしようという不安もあったが何とかなんらかの林道に出ることができた。

そこから私は林道がどこなのかよくかわらなくなっていたがバディの冷静な判断により現在地を特定し、その辺にあるコントロールをかっさらう。さああとはもう隣のお椀みたいな山にサクッと登って1日目を終わらせるだけだ。

第二のつまづき

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だがしかしこのお椀みたいな山、その名も「鉢ノ山」への登りが一筋縄ではいかなかった。ジグザグに登るルートを取ったが、何故かおお〜きく巻くジグザグの伐採ほやほやの作業道に出てしまい、だいぶ距離を稼いでしまった。ほとんど登ってなくてこのままお鉢めぐりで一周するんじゃないか?みたいな道を歩いていたし、ショベルカーと伐採された倒木で道が塞がれているしで、まあまあ焦る。 もちろん人はほぼいない。この道に入る前に夫婦風のペアがやや仲違いしながら戻ってきていたのが引っかかっていたがこういうことであったか。このロスがなければもう一個コントロールを取る余裕が出来ていたかもしれないと今更思う。

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最後はエイヤと直登して登山道(散策道?)に出ると山頂部のコントロールをゲットし、いそいそと下山。今度は車道を歩いたら往来が盛んで皆んなそこにいたのねという感じ。そのとき登ってくるフォロワーさんに声掛けすることができて、「あとでキャンプ場で!」って言われたのに訪問せずごめんなさいw

そしてフィニッシュまではなんとなく走る。時間は問題ない。5時間22分でフィニッシュ。もう少し色々なロスを無くせばもう一つくらいコントロールを狙えたかもしれないが、それは後からだから言えること。計画通りには進めたので上出来である。

河津オートキャンプ場にて

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テント場は既に盛況で、張る場所を探して彷徨った結果、車道道沿いエリアに張ることに。当初は木の間のサイトに貼ろうとしていたが車道にも張れるため道沿いに張られると出にくくなるというバディの即断で即移動、即設営、あと数分移動が遅れていたら宴会場の場所を作れなかったのでナイス判断でした。

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今回のテントは新テント、ハイレヴォ2。軽さ、コンパクトさ、設営の早さ。居住性。何も文句の付けようがなかった。高かったけど買ってよかった。ちなみにハイレヴォの特長は天井が高いこと。飲み会山行の我々にとって座って杯を空ける際に上を向く姿勢になるため天井の高さは実は重要なのだw

キャンプ地ではフォロワーさん数名にお声掛けいただき本当に感謝。「やっと会えた!」なんて言ってもらえると泣けます。皆様良い人過ぎる。X(Twitter)とかブログやっててよかったなぁと思える瞬間。むしろOMM来て良かったなと思える瞬間w 子供にはネットで知り合った人に無闇に会ってはいけないと伝えたいけど、OMMで会う人なら大丈夫だと伝えたい。

DAY 1.5 飲み会スタート

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谷間のキャンプ地かつ樹林に囲まれていからか、暗くなるのが早い気がした。しかし夜の帳が下りるのを待たずして我々の宴は始まっていたのだ。まずはバディがサプライズで担いできたクラフトビールの缶一本。早起きして朝イベントセンター隣のファミマで買って来てくれていたのだ。優しさに感謝感動乾杯。

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そして500mlペットボトルに移した日本酒2本。入りきらなかった分は昨夜の車の中で美味しくいただいた。今回もバディが行きつけの地酒専門店店主の目利きでチョイス。甘めと辛めの疲れた身体に染み渡るエナジードリンク。それが"JAPANESE SAKE"。

今年のストレートはやばかったらしい

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そんな気楽に来ている我々とは違って本気勝負をしている人たちももちろんいる。特に「ストレート」に出ている方々。そういう色んな人が同じ山で交差するのがOMMの魅力でもある。

昨年の北八ヶ岳大会はガチ勢に言わせれば簡単だったらしく、実際に明るい時間に沢山のエリート選手が戻って来ていた。しかし!今年は暗くなってからみんなヘトヘトで戻ってくるし、完走もできている人は随分と少なそうだった。ストレートに出ていたフォロワーさんに話を聞くと「ひたすらに山登りをさせられた」とのことで地図読み云々、テクニカル云々よりチカラこそパワーと言わんばかりの道だったようだ。来年はスコアに出て楽しくやりましょうよ。

ストレートAに出た他のフォロワーさんにもテント場で落ち合えずとても心配であった。(後に無事であることは発覚!)

"6時間"

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そんなパトロールをしながら大事に飲んだのに無くなってしまったお酒の次は追加のウィスキー小瓶×2本である。いつからか市場にウィスキーの小さい瓶のペットボトル版が出回って、初めて見たときはこれは山専!と思ったものだ。ウィスキーを飲み終わったら後がないのでお湯割りで少しずつ飲む。あったまる。やがて訪れる心地よい睡魔。

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朝は水汲み渋滞になるだろうと思い寝る前に水を汲みにいく。当然ながらもう殆どのテントが就寝していた。我々は何時ごろ寝たかというと、なんとなくしか覚えていないのだがGarminによれば22時過ぎっぽい。断続的ではあるが16時くらいから22時まで飲んでたらしい。実に6時間である。初日の制限時間と同じ…。冷静に考えたら狂っている。でもこれが俺たちのOMMだ…!

新スリーピングシステム

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マットは相変わらずペラペラの銀マットであるが、今回のスリーピングシステムは前回から2点アップデートしている。まずは枕の導入。安眠に必要なものはマットでなく枕なのでは?という仮説が山歴18年目にして朧げに見えてきたのだ。そしてもうひとつはふかふかのマットはいらないけど念の為の部分的なマット、ザブトンの導入だ。クローズドセルのお尻サイズマットで万が一背中から腰あたりだけに敷いてみた。

また、寝る時の格好は衣類は雨具以外全部着て寝た。私は山では基本着替えないタイプなので元々着ていたところに重ね着。行動中に履いていたロングパンツの上からメリノウールタイツを履いたが、暑かった。前回の北八ヶ岳が寒すぎたのだがやはり伊豆は南国であった。

DAY 2 スタート前

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そして来た二日目の朝。前大会では寒くて震えながら目が覚めたが今回は全くそんなことはなく、隣人の声で目が覚める。4時起きでえらい早いなと思ったが6時出発の人もいるらしい。昨夜は夜パラっと雨が降ったのは何となく覚えているのと、バディが夜中トイレに行ったらしいのもなんとなく覚えている程度で基本はずっと熟睡できた。枕のお陰かな。

隣のテントでは夜中何度も目が覚めてもまだ夜中だったなどと会話してるのを聞いて「こんな快適なオートキャンプ場でそんな状態とはまだまだ修行が足りん。夜中何度も絶望するのは雪上のビバークくらいだぞ。」と頭の中で老害発動。山を舐めるな。

OMM2024最大の難所

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実は二日目の朝にこのレースの核心部があることを私は知らなかった。7時スタートなので5時過ぎからのそのそと起き始めてご飯を食べて荷物整理をしていたらそのときが来た。

パッキングが終了して、もういつでも出れるというとき、なかなか出せない事態に陥ってしまった。トイレ渋滞である。スタートまであと20分、列は10人以上並んでいる。えーい!なんとかなれー!と並んだが気が気ではない。あわやDNSとなるところだったがスタート時刻5分前には間に合った。

ちなみに前日のストレートが難しすぎたのでコースが変更になっていたり、伐採地の立ち入り禁止が追加されていたらなかなか騒然とした感じ。運営の皆様は対応に追われてさぞ大変であっただろう。トイレが核心とか言っている自分が情けない。

DAY 2 スタート!

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スタートし、まずは鉢ノ山の向こうの高得点を目指すことに。これは昨日もあったコントロールだ。

ここで少しミスというか、まだ少し身体と頭が寝ていたようで、少し大回りで昨日降った登山道を登ってしまった。誰も来ない。お陰で良い朝の散歩ができて目が覚めたぜ。分岐に来たら人がたくさん現れた。トップ選手らもこのポイントは手堅く抑えているようだ。メガソーラーの隙間を縫っていくと簡単に見つかったので昨日も来れたら良かったなぁと思ってしまう。

その後はフィニッシュであるイベントセンターに最短で戻る形で途中取れそうなコントロールをとって行くという無難なコースとした。一日目と通る道が重なるところも多く、なんとかく不本意ではあるが致し方あるまい。

コントロール設置者の意図がわかってきた

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下ってまた登る。沢を登るリスクを犯す人もいるが、我々は道を登る。急がば回れ。細かいところほど急がば回れ。

この日二番目のコントロールを取るとき、自分でもOMMに慣れて来たというか、自分の読図能力とこのゲームの歯車が噛み合って来たような感覚があった。何が言いたいかというと、コントロールを取りに行くための模範解答的ルートが見えてきたのだ

山はほとんどが谷と尾根の連続で、それを実際に見て地図とイコールにする作業というのが読図だと思っていて、今までの沢登りなどの経験でそういうのはやってきけどOMMに出るとやはり自分の甘さを思い知った。でもここに来て徐々にそれが改善されている感覚があった。

そうなるとコントロールの位置のヒントがすごく大きな意味を感じられるようになってきたのだ。つまり「谷」と書いてあれば絶対に谷地形の中にあるし、じゃあ谷はこれだからこのラインを探せばいいだけとなる。更にこの谷にコントロールを設置するときスタッフはどこから入ったのか?ということにも考えが巡る。激しい藪やグズグスの斜面を通らなくても必ず歩きやすい地形の弱点があるはずだと。ならば谷になるべく早く、かつ、比較的安全に入れそうなところからエントリーして、そのまま谷を遡行すれば間違いなくコントロールに出会うであろうというところまで考えて、これが正解のルートッ!という閃きに至った。これってエイミングオフ的な動きなのかなと思ったけど、素人なのでわからない。

オリエンテーリングをやる人にはこういう感じは当たり前なのかもしれないが、すごいゲームっぽいというかパズルっぽさもあって楽しいと感じられた瞬間だった。

たかが10ポイントされど10ポイント

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細かいところでは読図を楽しみながら進んだが大枠ではあまり奇を衒ったコース取りができない中、ちょっと頑張って登って風車の下の10点を取りに行った。我々登るのは苦ではないし、最高に良い景色にも出会えた。この10ポイントで差がつくこともあるだろうと予想しての判断だったし、ゴール付近のコントロールは取れそうで取れないかもしれないと思い、ここは確実に10ポイント稼いでいこうという戦略をとった。後から結果を見るとこの10点はまあまあの差になっていたので良かった。

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そこから先は下り基調。ストレートっぽい人たちばかりで同じスコアの人がいるんだかわからない。 昨日と同じ場所を下るだけではあるが、急な斜面は気を使う。時間があるのだか無いのだかわからず、私の集中力も切れてきてバディには随分と助けられた。

BEST BUY GEAR®️

延々と山を降りてとうとう集落入口へ。するとバディが前方にかの有名なブロガー、ベストバイギアさんのお二人がいることを発見!挨拶をすると、なんと!後日我々のことがブログに掲載されているではないか!!

OMM 2024 KAWAZU | BBG

嬉しいなあ!!と思い、バディがInstagramでメッセージを送ったところ、なんと私のブログのことをご存じだったようでこれまた嬉しい!!

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いやぁ、ご縁が繋がりますなOMMは…。

DAY 2 フィニッシュ

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最後、春には河津桜が最高と思われるけど今は何もない良い感じの河川沿いの道を進む。そして市街地で地味に迷って最後のコントロールへ。神社の大木の下にあるボーナスポイントだ。その先にはもうフィニッシュゲートが。タイムは4時間40分でギリギリでも無いが余裕もないくらい。高得点を狙うには走って行くしかないのかなと思わされる。

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会場では無料の蟹汁が振る舞われ、最高に美味しかった。昨年は長野なので蕎麦だったが、地域と連携して地の物を振る舞うOMMのホスピタリティは大好きだ。天気予報だと雨が降りそうだったが結局降らなかったわけだが、フィニッシュして一息ついたタイミングでパラパラ降ってきた。いやはやラッキーである。

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せっかくなので屋台でカレーを買って食べたのだが、なんとザック内のプラティパスから漏水があり、財布のなかの千円札が濡れていて平謝りで支払わせてもらった。やはり財布はジップロックに回帰するしかないかw プラティパスは溶着部剥離でもう寿命だ。

さらば伊豆

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こうして僕たちのOMM2024は幕を閉じた。

振り返れば、一日目も二日目もそうだが、今回は前回と違い、地図を見てどこから行けばいいんだ?という迷いが少なかったように思う。単に慣れたというのもあるだろうが、地図を見てすぐに「こういう配置なら我々の実力だとここをこう通って最後ここかな」というのが見えた感じ。なので黙々と進めた。大きな賭けはしないが小さなリスクを適切に潰していくような感じ。昨年と比べて成長を感じた。

伊豆の山は小さな山が連なり、長野県にはなかなか無い山容だ。しかし上田には色々な山がある。事前に想定して山容が近いであろう里山でトレーニングしたのでそれがよかった。

帰りの運転も結局バディが通しで運転してくれて有り難く申し訳ない限りであった。昨年はあっという間に家に帰ってしまって余韻を感じる間がなかったが今回は余韻バッチリであった。

自作ギアの評価はいかに?

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今回新規自作ギア三銃士を投入したので評価を書いておく。まず「地図ツカム君」であるが、これは非常に惜しいやつだった。基本的にはとても良かったのだが、掴むクリップの機構がまずかった。簡単にスライドすることでクリップ解除ができてしまうのでふと気づくとクリップ解除されていることがしばしば。これはスライドロック式じゃなくてレバー式やツマミ式のものにすれば良かったと反省。ケチったのがよくなかった。

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次に「コンパスのびる君」であるが、これは文句無しで良い。休憩時にザックダウンしていても手元までビーッとコンパスを伸ばせるので便利。レギュラー入り確定。

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最後に「ペンおちぬ君」これも便利で、ペンの収納に関してのストレスは皆無。ペン自体前回より使わなかったが、バディとルート取りを共有するのに線を引いた方が確実なのであったほうがいい。ペンにつけるシリコンリングはバディにもあげたのだがシリコンリングに通した紐が解けてしまったらしくペンを紛失してしまったのでそこは気をつけるしかない。マッキーのノック式も便利だった。

他に役に立った道具紹介コーナー

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今回はN-ritのカンパックタオルを新しく持っていった。これはいわゆるマイクロファイバータオルで速乾性があるのでテントの水だろうがメガネだろうが顔だろうが多目的に拭き取れる。抗菌防臭機能もあって重さは約16g。

夜雨が降ったせいでテントが濡れていたので朝これでざっと拭き取った。濡れても絞ればまた吸水してくれる。そして最後はこれで顔を拭いてすっきり。(笑)

 

 

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あとは今回スリーピングシステムの一部として導入した座布団、エバニューの深山座布団だ。正直スリーピングシステムとして役になったのかどうかは疑問だが、座布団としてとても役になった(当たり前)。

今まで山男たるもの地面や石の上にそのまま尻をついて座ればよろしいと思っていたが、土の上に触ると体温がどんどん地面に奪われてお尻が冷たくなってしまう。あとお尻が汚れる。そんな当たり前のことを当たり前に解決してくれた座布団。外での休憩や宴会時に使うとお尻だけでなく心も温まり豊かな気持ちになる。今まで軽んじてきたがこれは必須アイテムだ。

 

深山座布団 EBA560

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あと今回はテント内ランタン用としてマイルストーンのMS-G2にバンジーコードを取り付けて持って行った。案の定、拡散光のこのライトはランタンとしてめちゃくちゃ有用。ヘッデンを付けているととどうしても目の前の相手を照らしてしまうけどこれをテントの上に吊るせば家の電灯のごとくテント内を満遍なく明るくしてくれる。軽さもコードを入れても35g程度なので苦にならない。

 

 

次回にむけて

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随分と長く書いてしまったがここまで読む人はいるのだろうか。今回最終順位が去年よりも27も上がったのは大きな喜びと共に自信になった。次回出ることができるのならば、宴会スタイルはそのままにもう少し体力をつけて点数を取りに行きたいものだ。今回の成績はまだ我々に伸び代はあるのだと思えるものだった。

全然関係ないけど今年もバディのお煎餅が美味かったので来年は持ってこよう。これお湯で戻すと食糧にもなるし万能過ぎる。

ここまで読んでいただいた奇特な方は、ぜひ来年のOMM本戦でお会いしましょう。

 

おわり

2024年11月22日

太郎山登山競走 UEDA VERTICAL RACE 真田幸村コース D+700m

日本最大規模の都市型スカイランニングレース、太郎山登山競走に参加してきました。

太郎山登山競走とは

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太郎山登山競走は二日間に渡り、上田市民の山とも言われる太郎山(たろうやま 標高1,164m)周辺で開催され、一日目はバーティカルレース、二日目はスカイレースが行われる。それらレースの総称、愛称が「太郎山登山競走」だ。

バーティカルレースには真田幸村コース(ノーマル)と猿飛佐助コース(エリート)があり、真田幸村コースは700mアップ。猿飛佐助コースは1,000mアップとなりバーティカルキロメーター®️として世界基準のバーティカルレースコースとなっている。共にゴールは太郎山山頂。

二日目のスカイレース®️にはノーマル秋和コース(+2,000m)エリート塩尻コース(+3,000m)がある。どちらも太郎山から虚空蔵山を登ったり降りたりする過酷なレースで、エリートはスカイランナージャパンシリーズ開幕戦に位置付けられており、限られた選手しか参加できない。

 

真田幸村コースとは

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僕が出たのは一番参加層の間口が広い真田幸村コース。健康な小学生以上の人なら誰でもエントリーできる。スタートは標高およそ460mの大星神社。ここから少しロードを走ってあとはひたすら急峻な山道を登り、ゴールは1,164mの太郎山山頂だ。スタートとゴールの標高差は約700mとなる。

真田幸村コースは下りはゴール直前のほんの少しあるくらいでほぼ登りのコースで、太郎山四十八曲がりコースと表山道コースを通って太郎山山頂をめざす。子供からお年寄りまで参加できるので総勢約400名のエントリーがあった。全て歩いても完走可能なのがいいところ。

 

当日の流れ(スタートまで)

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まず開会式が8時30分から30分ほど行われる。場所は上田駅お城口駅前広場。これは出なくても問題ないが雰囲気を味わいたい人は見ておこう。そもそも受付をする必要が無いので面倒臭い人は自分のスタート時刻に合わせてスタートの大星神社に直接行ってもOK。

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僕はスタート時刻の30分くらい前に大星神社に到着。上田駅から歩いたらだいたい20分くらいだろうか。境内がスタート会場になっており、荷物置き場や出店がある。

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メレルのシューズコーナー以外にも飲食系も多数出店があってマルシェのようになっているので、サポートの人や家族も楽しめる。

ペース配分が大事!スタートから石鳥居

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2024年は性別と年代別で20秒置きのスタートとなった。一斉にヨーイドンではないので何か気が楽。

スタートからすぐに登り調子のロードになり、バイパスを地下横断歩道を通って渡り、急なロードを少し登れば登山道となる。登山道入口は人一人分の幅のため先行者がいたら先に入りたいところ。

その先の登山道は「四十八曲」と呼ばれるつづら折りが連続するコースで、正直かなりの急斜面だ。ゆっくり走っていけないこともないが、序盤なので体力分配を考えたい。ここで足が止まってしまっている人もいた。

つづら折りが終わって尾根に乗ると少し傾斜が緩くなった気になるが、実際は傾斜はまあまあある。緩傾斜だと錯覚して飛ばすと脚が終わる人もいるだろう。鉄塔を過ぎたあたりから猿飛佐助コースとの分岐(古井戸分岐)の少し先までは緩い傾斜になるのでここで走れる脚を残しておけば差が付くかもしれない。

心臓が爆ぜる!石鳥居から山頂ゴール

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やがて給水所の石鳥居に着くが、その手前はまた傾斜があるのでよちよち登り。紙コップにて水が振舞われる。ちなみに写真の石鳥居は去年レース当日早朝に撮影したもの。

石鳥居から先はもう残りの力を振り絞って登るしかないのだが、ここから力を出せるかどうかで順位は結構変わると思う。僕は歩いたり走ったりやっぱり歩いたりだったが、序盤でだいぶ脚を使ってしまったので歩いても速度が遅く、後ろから歩き抜かれることも。全部走れるならそれもいいが、早く歩く練習も必要だと痛感。

ひたすら登って二十二丁丁石を過ぎると猿飛佐助コースと合流する平坦な道になるので走る。そしてそこから登ればすぐ赤鳥居なので根性のパワーウォーク。ここで応援の人が「もう山頂はすぐそこだよ!」というが、これはフェイクだ。僕は知っているが地元以外の参加者はここで騙されて飛ばしてしまう。神社前の広場までは落ち着いて歩こう。山頂までもうひと登りあるのだから。

広場を山頂だと思って「あれ?」とならずに、広場前から山頂直下の鞍部までは平坦&下りでラストスパートだ。

しかし飛ばしすぎて鞍部からの登り返しがきついな何の。ここで最後のパワーウォーク。そして最後の登りは人もたくさんいるので形だけでも走りたい。そして大勢の人とMCに迎えられながら山頂でゴールとなる。

余韻に浸れ!ゴールから下山へ

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ゴール後は精魂尽きて思わず座り込む。人はまあまあいるが広い山頂なので適当に座れる場所はある。あとで見返すと平均心拍が183だったので常に全力疾走の状態。こんなに出し切ることはなかなか無い。フルマラソンともトレランとも違う、力の解放による快楽がそこにはある。

太郎山登山競走、10回目を迎え、なんと全て晴れているそうだ。太郎山山頂からは綺麗に北アルプスが北から南まで見える。南アルプス、富士山、八ヶ岳も美しい。息が少し落ち着いてきたら景色を堪能した。

知人のゴールを少し待ってから下山開始。下山は来た道を戻る。僕は結構山頂でウダウダしていたのでもう登ってくる人はほとんどいなかったが、選手とすれ違いになるので思うようなスピードでは下れないので注意。時間には余裕を持っておこう。ちなみに山頂にブヨがおり、気付かないうちに刺されて数日腫れてしまったので注意。

最後に大星神社に戻り、計測チップを返却しないといけない。ここでは参加賞や上田のお店で使えるクーポンが貰える。あんこが美味しい激安ボリューミーなスイーツ「じまんやき」やクラフトビールが飲める「天神ブルワリー」でも使えるのが良いが大会期間中にしか使えないので要注意。

記録証は駅前の広場で発行してもらえる。

 

まとめ「上田の山においでよ」

バーティカルレースは初めて出たがやはりレースということで普段の一人登山より力を出すことができた。その代わり心臓はフルパワーで動きっぱなしで、10km全力疾走のような感覚。とにかく疲れるが距離も短いので途中で嫌になることもなく、一瞬で激しく燃え、そして最後はしっかり完全燃焼できるのが魅力だと思う。

大会の雰囲気としては、モンゴルからの招待選手も来ており、「信州上田太郎山から世界へ」「太郎山登山競走を世界大会へ」という松本大さんの意気込みが伝わってきた。県外からの参加者もかなり多い。

上田市は観光をするにも少し中途半端で松本市や長野市に比べるとイマイチ見どころに欠けるが、山が近くてハイキングをするにはいいところだ。街もコンパクトで山から街におり、歩いて街を散策すれば結構面白いお店や美味しいお店も裏通りなんかにある。その辺も絡めて今後も大会参加者が増えて「スカイランニングの街上田」が内外に知れ渡れば良いなと思う。

 

おわり

2024年5月9日

【初出場】OMM JAPAN 2023 北八ヶ岳【スコア・ミディアム振り返り】

登山者が初めてOMM JAPAN 2023スコア・ミディアムに出場。行程や装備の振り返り、感想のまとめ。

 OMMに出場することになった経緯

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オリエンテーリング界隈、トレイルランニング界隈、ハイキング界隈の祭典と言っても過言ではないOMM JAPAN。

そんなOMMに縁があって初めて参加した。

バディは付き合いは長いわけではないが、色々なご縁があり知り合ったお人。ULハイクやギアの趣味がバッチリ合うので、初めて一緒に飲んだときに偶然が重なりその場で OMM参加を決めてしまったほどだ。なにせ僕にとってOMMの一番の難関はバディ探しであったのだから。

さて、これも偶然なのだが今回は長野県佐久穂町開催ということで、家からかなり近いし、10周年大会だというし、これはもう出るしかないという条件だった。

スコア・ミディアムに挑戦、そして準備

近所の山でバリエーションハイクトレーニング

僕もバディもオリエンテーリングおよびロゲイニングは全くの初心者なので、参加クラスはお手柔らかにスコア・ミディアムを選んだ。実際にスコア・ミディアムはハイカーが多く参加しているイメージがある。

まずは無事に制限時間内で戻ることを目標とし、点数はあまり気にしないことにした。

初めてならストレートよりもスコアをおすすめされた。ストレートはコントロール(チェックポイント)を決められた順番通りに回らないと完走にならないのである程度の走力が必要だが、一方、スコアは好きなコントロールを好きな順番で回れるので失格等は無い。しかし制限時間がシビアなため、自分たちで地図から所要時間を読み取って計画を立てなければならない難しさがある。

本番までにバディと二人でバリエーションハイキング的な山行を2回ほどやり、地形図と実際の地形を照らし合わせる練習はしたが、オリエンテーリング的な練習は一切やっていないので一抹の不安を残しながら本番を迎えることになった。

事前に考えた装備に関しては別記事で【OMM装備考】としてシリーズ化しているので気になる方はご笑覧願いたい。

前日受付、前泊、そして当日朝…

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僕らは近距離在住だったが、前日の11月10日は念のため休みを取り、午後からバディの快適な車で現地へ向かった。

僥倖なことに私の先輩が佐久穂町に別荘を持っており、前泊でそこを使わせて貰えることになった。

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前泊しなくても余裕で行ける距離ではあるが、前日受付ができたのはよかったし、前夜イベントの空気もビンビンに感じることもできた。ついでに高級な10周年記念Tシャツを勢いで購入。

会場きは熱気満ちてるとは言え、外は気温一桁台なのにサンダル短パンタンクトップの人をちらほら見かけ、このイベントの異常性を改めて思い知る。

別荘に戻り入念にパッキングをする。装備はとりあえず最終候補を色々持ってきてここで前日の天気予報と体感を基に最終パッキングをした。

お酒も楽しく飲んで快適に就寝。

駐車場からいざ会場へ。

翌朝。天気には恵まれた。近いとは言え会場まで30分くらいかかるので7時半過ぎに出発。途中で鹿を跳ねた車(OMM参加者では、なさそう)に遭遇。当日にこんなトラブルはごめんだと身を引き締める。8時くらいに会場に着いたが既に駐車場は一杯。他県ナンバーばかりでビビる長野県ナンバー。

彷徨って案内係の人に言うとフェイクの案内をされてゴルフ場に出る。そしてまた戻って彷徨って案内の人にまた聞くと会場にめっちゃ近い場所に止めて良いことになったので結果とても楽だった。係の人もよくわかってなくて本当はダメな気がするが、許可を貰ったので良しとした。

11月11日 Day 1

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9時。昨夜受付でもらったSIチップを装備し、あれよあれよとスタート地点に来てしまった…。オリエンテーリング、ロゲイニング何もわからん状態でスタートラインで地図を手に取ると、ブザーが鳴り響き、僕らはスタートラインを越えた。

スタートと言ってもまずは地図を見てあーでもないこーでもないとスタート脇で会議を始める我々。まずスタート地点はどこだ?

結局とりあえずはゾロゾロと他の衆と同じように動く。林道をショートカットする者たちを見て「これがOMMなんだなぁ」と思いながらノロノロとハイキング気分で歩いていると、皆にそそくさと抜かされていく。そう、これはOMM、レース(競技)なのだ…!

SIチップを「パンチ」して記録する。

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しかし初心者でビビりな我々が立てた初日の目標は、無難に最短でフィニッシュに辿り着くこと。欲が出て遠回りしても制限時間を過ぎるのは馬鹿らしいとの思いからそういうことにした。

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そうやって進めていると極めて無難に林道や遊歩道だけを通りフィニッシュに辿り着いてしまうことに気づいた。バディと二人で、八千穂レイクの遊歩道のあたりの美しい白樺の森をハイキングしながら、早々とテントで酒盛りをするのもいいじゃないか…と言い聞かせ合っていた。しかし二人の心情の中にこのまま初日が終わることへの後悔が無いわけではなかった。「無事これ名馬」も大事かもしれないが、違うだろ…まだFace your challenge をしてないだろ…!

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そうして、キャンプ地の手前の分岐で前のチームがキャンプ地方向と異なる方向へ進んだことで、その先にコントロールがあることに気付いた。このまま終わってはダメだ…!という思いからここを目指すことに。

このコントロールは北側の登山道から入った方が圧倒的に楽だが、我々は沢を南から北上してアプローチしてピストンするしかない。ここを獲って溜飲を下げるために、初日初めて道なき道を進むことになった。

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大層なことを言っているが、他のチームが既に入っているのを確認したのでここを攻めたのだ。しかしなかなか沢登りがしんどい。高巻きしたり沢に戻ったりをして最後はドロドロの沢を詰めた。

戻るときはだいぶ高巻きしたほうがいいことがわかっていたので楽々と元の道に戻り、清々した気分でキャンプ地である駒出池キャンプ場に辿り着き、1日目をフィニッシュした。

1日目、キャンプ地にて

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制限時間より1時間10分以上早い到着だったのでテント場は選び放題。クワイエットエリアの水場にほど近い小高い場所に陣取り、ちびちびと酒を飲み始めた。

飲みの間にキャンプ地を回って他の人の装備チェック。特に目覚ましい軽量化をしている人の装備は面白い。軽量化モンスターとして有名なM西さんの自作極軽量テントを前にして、我がバディは一言、

「これは…昭和の家庭でお母さんが食卓に被せる半透明のアレ…ですよね…」

出店:amazon.co.jp
エコー金属 食卓カバー L 1206-694

 

他のトップ選手のザックもとても小さく、驚嘆するばかり。X(旧Twitter)でフォローしているマイクさんにもお会いできた。

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ひと通り回ったらまた飲み会を再開。バディのナイスチョイスにより、お酒は日本酒を500mlペットボトル2本分とウイスキー200ml2本分を用意。なんでも行きつけの酒屋の店主に大会の趣旨を説明した上でセレクトしてもらったそうだが、そんなチョイスの方法があったとは(笑)。確かに大吟醸は糖質がいい感じに体に染みて、酒なのに身体の回復が見込めそうでとても美味しい(笑)。夕飯のビバークレーションも味が濃くて酒に合う。なんだかんだ21時頃寝落ち。

11月12日 Day 2

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夜にうっすら雪が降った?

寒さで目覚めたが、時計を見るのが怖かった。冬山では朝かと思って起きたら23時くらいというのはよくある話。恐る恐る時計を見ると幸いなことに4時だった。4時までは一度も起きることなく熟睡だったが、一度目が覚めてからは寒くて眠れなかったが、まあもう朝だからいいとしよう。

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朝ごはんはモンベルのリゾッタとアマノフーズのフリーズドライ野菜のお味噌汁。染みるお味。

モンベルのリゾッタはガパオ味にしたが、半端なビバークレーションみたいな感じでどこか物足りない。バディの選んだ五目味は美味しかったらしいので今度試したい。

圧巻のトイレ群で渋滞無し。

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この日は7時40分スタート。恐れていたトイレ行列はほとんど無く、少し遠い大量の仮設トイレでスムーズに身体の軽量化を果たす。のんびりとテントを撤収し、スタートへ。

二日目も天気に恵まれる。

昨晩の酒は良い酒だったので体にアルコールは残っていない。相変わらず人には抜かされるが、登りは調子がいい。出だしは皆と同じ妥当なルート取りで行くが、課題は東西を横切る沢をロードから渡った後、どうやってゴールにアプローチするかであった。

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結局ロードは使わずに途中のコントロールを根こそぎ取りながら斜めにぶった斬るように進むことにした。林道を使いつつ、途中尾根を直登したり、尾根を切ったりしつつ、ショートカットが出来たので少しはOMMらしい動きができたと思う。最後に尾根を一本読み間違えたのは悔しかったがそれまでは大体地図を読めていたように思う。

キツかったのはゴール直前、スキー場上にある高得点のコントロールである。距離は短いが20分以内にスキー場の登り降りをしなければならなかった。ここでバディの秘めたる底力が発動し、僕は登りで千切られた。僕も登りはそこそこ自信があったが、やはりポテンシャルの差なのだろう。またトレーニングしようと思った…。

フィニッシュ、そして帰宅

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何とか制限時間内でフィニッシュ。長く充実した二日間が終わった。はっきり言って余韻がすごい。山を一週間くらい縦走したときくらい並に思い出の質量がある気がする。そこに居合わせた人間にしかわからない価値があり、それこそが山の醍醐味だ。

会場にはそんな余韻に浸るフィニッシャー達が溢れていた。無料で振る舞われる手打ちそばの配給の列にとりあえず並んだ。今までの人生で一番美味いそばだった。山に行くと何でも一番美味くなってしまう。

Twitterの仲間が多数参戦していたわけだが、顔がわからないのと予め会う約束もしてないので、みんなその場にいるけど誰とも会わない。それも一興と思い会場を後にした。

我々は即帰宅できてしまうので帰ったが、遠方からの人は後泊などして余韻に浸る人もいるのだろう。バディとの慰労会は後日ということにして、解散。バディも言っていたが、終わってみれば夢のような時間だった。僕も山に行くといつもそう思う。終了から一週間以上経ったが、まだ色々と考えてしまう。通常の登山と違いルート取りが自由だし、装備の改善の余地もあるので、いろいろな「もしも」を考えさせられるゲーム性こそがOMMなのだろう。

装備の振り返り(全体)

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装備に関して、全体を振り返りたい。

水食糧抜きのベースウェイト5.7kgほど、トータルで9.28kgとなった。普通の登山用品を中心に固めてこれだけに抑えたので自分としては十分軽くできたと思う。これより軽くすると幕営時の苦痛がでてしまうであろう。

装備の振り返り(テント)

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テントはエスパースの山岳テントで防水透湿のシングルウォールテントにした。同じテントを使っている人は他に一組しかいなかったが、似たようなICIのゴアライトテントは何張りか見かけた。

結論から言うと氷点下の中で暖を取るにはやはり正解だった。断熱性が高く中に入るだけで暖かい。かつ朝も結露ゼロの透湿性の高さは流石と言えよう。ツェルトにしなくてよかった。

前室がないのでシューズは適当なカバーをかけて外に放置したが不具合は無かった。

装備の振り返り(スリーピングシステム)

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限界気温8℃のダウンシュラフとエスケープヴィヴィで問題なかった…はずだった。いや、実際は就寝から6時間は爆睡だったが、下半身に重ね着を忘れたため、下半身が冷えてしまった。

上半身はベースレイヤーに化繊インサレーション、その上に無理矢理予備ベースレイヤー、そして雨具というフル装備だったにも関わらず、下は薄いロングパンツ一枚に靴下一枚。明らかにバランスが悪いが、酔っ払って寝てしまったのがよくなかったと反省。

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ちなみにマットはテント全体に銀マットを敷いて、個人マットとして厚さ1mmの銀マット(元祖ULマット)を折り重ねて上半身だけをカバー。銀マットを降り重ねて座布団にすれば土の上に座っていても暖かかったので銀マは偉大。

装備の振り返り(防寒着)

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装備は必携品だけでカバーできると考えた。つまり予備ベースレイヤーたちも総動員すれば寒さには耐えられると踏んだのだ。

寒さの予想は最低マイナス4〜5℃くらいだったが、実際もそんな感じだったと思う。

スリーピングシステムもそうだが、このくらいの寒さに耐えるにはもっと寒い環境を体験しておくといいと個人的には思う。例えば雪の上にテントを張ったことがあれば、下からの冷気がどんなものかは想像が着く。マイナス20℃のなかテントを張ったことがあればマイナス5℃くらいはあったかく感じる。ここは冬山の経験が生きたと思う。

装備の振り返り(食糧計画)

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食糧は全般的に良かった。特にビバークレーションは美味だった。

行動食は少しミスをした。というのも、あまり食べなかったのだ。でん六のポリッピーとポリッピーチョコ、海鮮丸、ミックスナッツをナルゲンに詰め込んだ夢のセットを作ったが、結果としてだいぶ余ってしまった。

あまり行動中の運動量が多くなかったのでハンガーノックになることもなく、アミノバイタルやメイバランスなどのジェルで事足りてしまったのだ。とは言えこの詰め合わせは好きなので今度は量を減らすなどしたい。

装備の振り返り(ヘッドライト)

一番右が予備ライトのフレアー。

ヘッデンはマイルストーンのMS -G2を使用したが、キャンプ地で使用中にバッテリー切れを起こしてしまった。2〜3時間で切れてしまったように思う。この原因は僕が最高出力で使いすぎたからなのだが、すぐに電池交換して復活することができないのがUSB充電式のデメリットだ。

結局予備ライトであるブラックダイヤモンドのフレアーを使用し、助けられた、最高40ルーメンでテント内では全く不自由が無い。しかも寿命は10時間以上だ。最初からこれだけでもよかったかもしれない。

全体通しての感想

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なるほどこれがオリエンテーリング、ロゲイニングなのかと思った。OMMは山の総合力を問うというが、競技としての内容を見ると明らかにオリエンテーリング寄りだ。オリエンテーリングの世界にハイキング界隈やトレラン界隈からも遊びに来れるのがOMMなのだなと思った。

また、「北八ヶ岳」と題されているが、地図上に北八ヶ岳のピークらしいピークはあまり無く、純粋な地形の読みに特化していることが伺える。

登山的な要素はやはり一泊分の荷物を持って行動し、実際にテント泊をするところだろう。ここは登山経験が大いに生かされるので、その点ハイカーや登山者はアドバンテージがなくも無い。

ただ、テント場があまりにも整備されているのでここは山というより単なるULキャンプといった趣だ。山の総合力を競うという点では、本来はキャンプ地(ビバーク適地)は自分で見つけるなどすると良いのだろうが、さすがそこまでは安全管理上難しいのだろう。

また、参加者の装備のチョイスがあまりにも「OMM装備」というものに特化しており、一泊限定、天気も限定、テント場が整備されていることが前提といった条件の元で皆用意するできてしまうので、ここも本来の趣旨とは違うのかもしれない。装備を軽くする技術は大事だが、行き過ぎた軽量化は第二次大戦の「零戦」の軽量化が如く、より速く敵戦を打つのみを目的として万が一の保命装備を削る行為にも等しく思える…。

しかし皆がそういうわけではなく、長期縦走並にでかいザックの人や鍋を外付けしている人もいる。そういう人がいるかと思えば有名なアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが普通にいたり、ハイカーズデポの土屋さんとすれ違ったりするというお祭り状態。これがOMMの懐の深さなのだろう。

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僕がOMMで一番面白いと思うところは、(ある程度)運営の安全管理に守られながら、野山を自由に動ける体験にあると思う。実際に見知らぬ道無き野山を歩くのはあまりにもリスクが大きいが、事前にある程度調査が入ってる山を歩かせてもらうというのが何とも贅沢だ。

そこにあるのはあくまで限定的な冒険だが、その分チャレンジの幅は広がる。装備を限界まで軽くしたり、登山道を外れて歩いてみたり、普段の山歩きではできないことを許されている。その充実感はOMMの醍醐味であり、大人の贅沢な山遊びそのものだと思った。また機会があれば参加してみたいというのは言うまでもない。

 

おわり

2023年11月21日

 

上田バーティカルレース:通称「太郎山登山競走」真田幸村コース3.7km D+700m コースレビュー

2023年5月3日に長野県上田市で開催されたスカイランニング※の大会「第9回太郎山登山競走」のバーティカルレース(山岳駆け上りレース)。僕はエントリーを迷った挙句、残念ながらエントリーを逃したが、前日に真田幸村コースを試走してみた。

来年以降走る人の参考になれば幸いだ。

※スカイランニングとは高低差のある山岳や人工物を駆け上がったり駆け下りたりする競技。日本ではまだなじみがないが、ヨーロッパでは少なくとも日本より人気があるようで、ゴールシーンでは人だかりができている様子を見かける。

レース前の大星神社

朝5時45分。レース開始前の大星神社。上田駅から北へまっすぐ太郎山に向かって歩いて20分程度の場所に位置しており、本レースのスタート会場である。翌日のスカイレースではゴール会場でもある。

 

「スカイランニングの聖地」となっており、神社も全面的に協力をしている。

 

レースのスタートはまさにこの神社の参道からスタートする。

 

大星神社から登山口まで

参道を神社の外に向かって走り、神社の敷地から歩道に出る。

 

神社を出たら太郎山方面に向かって登り調子の歩道を走る!

 

バイパスに出たら地下道を通って反対側に渡る。

 

地下道を渡ったら回れ左で住宅街へ。

 

住宅街の道路脇にひっそりとある「四十八曲山道」の「一丁石」。ここから登りはスタートしている。

 

 

そのままさらに道路を登っていくと…。

 

行き止まりのように見えるが、笹藪の中に登山口がある。みちしるべ丁石が目標。

 

登山口から石鳥居まで

背丈ほどある笹藪を抜けると登山道となる。

 

全体的に勾配のきついコースだが序盤は特にきつい。

 

岩も露出しており、道も狭い。

 

四十八曲コースと言うだけあって、細かくつづら折りに登っていく。

 

登る。

 

登る。コースマーキングや煽りの張り紙があると1人でもレース気分に浸れる(笑)。

 

送電鉄塔あたりから勾配が緩くなるのでペースアップのチャンス。

 

猿飛佐助コース(エリート)との分岐。エリートコースはここから一度緑ヶ丘エイドに降りてまた登り返さないといけない。

このあたりもスピードを上げられる場所。

 

紛らわしい道にはテープを張ってしっかり誘導してくれている。

 

少し登って竹が見えてくるとまもなく石鳥居に出る。

 

ここがエイドであり給水ポイントらしいが、朝はまだ何もない。

 

石鳥居から赤鳥居まで

ここからは表参道コースと合流する。四十八曲コースより歩きやすいし、勾配も若干マシになるので、ここまでちゃんと脚を残しておこう。

 

空を目指してひたすら登る。

 

ひたすら登る。

 

このあたりからまっすぐ登り続ければ赤鳥居も高い。ようこそ太郎山へ。

 

もう一息。

 

わずかな平坦な鞍部を走ろう。

 

その勢いで赤鳥居まで走ろう。本当にあと少しで赤鳥居。

 

普段は無いノボリが出ており、テンションが上がる。

 

ここも最後の給水ポイントだが、山頂をそのまま目指したいところだ。

 

赤鳥居から山頂ゴールまで

コースでは神社には登らず、左の展望広場を回って山頂を目指す。ここは富士山が見えるのだ。

 

広場と休憩小屋を過ぎると…。

 

最後の登山道を走ろう。

 

そのまま山頂への登りに繋げて走る。

 

みんなの太郎山が見えてきた。

 

バーティカルは山頂がゴール!お疲れ様です。ゴールゲートも何も無いけど、ブルーシートに覆われたやつが備品なんだろう。

 

山頂の景色と下山

山頂からは北アルプスがよく見える。穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳など。

 

上田市街も一望できる。眺望を十分楽しんだら下山する。

 

下山はレースでは登る人との譲り合いをしながら下りることになる。登る人と交わる道はちゃんと左側通行だし、なるべく交わらないように下りたい。

 

神社の裏回るのが下山ルートのようだ。お詣りして帰ろう。

 

太郎山神社。

 

本番スタートの様子

こちらは10時からの大会本番の様子。子供からスタートなので大星神社に応援の人が。

 

スタートを見送る和太鼓も見事。ずっと叩きっぱなしなので大変そう…。

僕のタイムは正確には測ってないが、多分46分くらい。写真を撮りながらであまり本気では無いのでこんなものかという感じだが、正直遅い。

来年は出るかどうかはまだわからないが、そのとき気分が乗っていれば出てみたいと思う。まずはこの一年、試走を繰り返して脚を仕上げていきたい(笑)。

 

 

おわり

2023年5月5日

 

【レースレビュー】志賀高原エクストリームトレイル2022 ロング

先日、2022年10月23日(日)開催の志賀高原エクストリームトレイル2022のロング54km(本当は56kmある)に出場し、完走することができた。

僕が今まで出場した大会で最長距離は43kmくらいなので、今回過去最長距離ではあったが、なんとか完走できた。また、累積標高約2,800m(ガーミンでは2,900越えてた)も最高だったが、これもクリアできた。自分のなかでは難易度が高めのレースだったが、制限時間まで余裕を持って完走できたので素直に嬉しい。

 

ロングの前泊について

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まず大会当日スタートまでの流れだが、ロングは朝5時スタートのため、前泊が必須だ。前泊は大会公式サイトから飛んで申し込みする形だ。今回は「全国旅行支援」が適応されるのかどうか、直接宿に聞いたところ、適応されるが、ワクチン接種証明がいるとのこと。ちなみにワクチン証明が無く、申し出なかった人は適応されなかった。

宿の場所はいくつか選べるが、場所によってはスタート地点から遠い所もあるので注意が必要だ。宿は夕食がついている他、朝食が弁当なのだが、お弁当はセブンイレブンの幕の内弁当だった。

ロングの受付は前日19時まで。参加賞のTシャツがなかなか良いデザイン。スタートは翌朝5時。夕飯を食べて、装備の確認、ドリンク、行動食のセット、コースを確認して、風呂に入り、21時半くらいに就寝。朝着替えるのが面倒なので走る格好で寝た。

朝、スタート前

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翌日、4時前に起床。前日にだいたい準備をしているので弁当を半分くらい食べ、4時半にホテル下から会場へ向かう。寒いので早く行き過ぎてもしんどい。

僕の服装は、上はメリノウール腹巻きにプリミノ長袖フーディ、ウィンドシェル。下は短パン、グローブはメリノウール60%といういでたち。

気になる当日の天気予報は昼までは晴れで、午後16時頃から崩れてきて雨になる予報。暗い雨の中のゴールが予想されたが、スタート時に振られるよりかはマシだ。来年このレースは天候がエクストリーム(雨か雪か台風)なので、今回はかなり異例と言えよう。

外に出ると星空が綺麗だ。気温は氷点下いかないくらいで2、3℃だろうか。当然夜明け前なのでホテルを出る時からヘッデンスタンバイ。とりあえず荷物は車に積む。尚、チェックアウト後も車はホテルに置きっぱなしでOK。

そして時間が迫り、続々とゲート前に選手が集結。ブリーフィングは事前にウェブ配信されているので、ただ集まるだけ。気温は低いが、選手の熱気で心なしかスタートラインは暖かい。スカイランニング日本選手権選手のスタートが終わり、いよいよ一般選手がスタート。

スタートから横手山

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スタートから横手山スキー場のゲレンデ登りとなる。序盤は傾斜が緩いのでそこそこ走れる。結構人を抜かすが、だんだんと斜度は増してペースが落ち、結局結構抜かされた。後半の斜面ではストックを使用。

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車道を渡り、山頂に近づくと細いトラバースの登山道に入る。ここでストックを畳もうとして、手元を見ながら歩いていたら、まさかのプチ滑落をしてしまう。右足を踏み抜いて、谷側の斜面に1mほど滑り落ちてしまった。幸い草と木があり、段差があったため、下まで滑り落ちずにすぐ止まったが、なかなかのヒヤリハットだ。綺麗に滑り落ちたので擦り傷もなかった。当たり前だが暗い中、狭い登山道ではしっかり足元を見て歩かないといけない。

横手山から第1エイド

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山頂からゲレンデを少し下ると山岳セクションに入る。ここでシェルは脱いだ。山岳セクションは急で狭く泥の多い登山道だ。個人的にはよく慣れた道なのでリズミカルに下りたいのだが、やはりこの手の登山道に慣れていない人がトレイルレースにはいるので渋滞ポイントとなる。

ぬかるみを通過するにしても汚れるのを嫌がりすぎる人や、ぬかるみの中でもハマらないところを見極められない人がいる中、ちょっと横から抜かそうとすると、尻もちで滑ってしまった。これはこれで良いんだが、グローブに派手に泥がついてしまった。ぬかるみにはまると足首までいくため、靴の中まで水が染みてひんやりする。

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ここの山岳セクションはいくつかの山頂を通るのだが、そこには絶景が広がっている。北アルプスなどは見えなかったが、志賀高原の山々がよく見えた。道は典型的なぬかるんだ登山道で、細かなアップダウンがあり、まさに縦走している感じ。歩行区間もある。

第1エイドに近づくとゲレンデの下りとなり、僕はグッとスピードが落ちた。山岳セクションで調子こいたのもあるし、ゲレンデが苦手過ぎるのもある。早くも膝が痛みそうな気配が満々なのでまったくもってペースを上げられない。

エイドにはコーラ、水、お菓子多数。僕はコーラをいただき、温泉饅頭を2個食べた。少しでもエイド滞在時間を少なくするため饅頭を食べながら歩き出した。

第1エイドから第2エイド

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第1エイドを過ぎるとやがて焼額山の登りになる。ひたすらゲレンデを登る形になり、煽りの看板にムカついたり、和まされたり。登りなのでストックを出してひたすら耐え忍ぶ。

問題は下りだった。どうやら右膝が逝ってしまった。焼額山からはゲレンデの激下りなのだが、スピードが出ないどころか、痛みで走れなくなってしまった。帰りたさがピークになった。

ここで北斗の拳のトキ兄貴の言葉が頭によぎる。

「これを渡しておこう、苦痛に耐えられないとき飲むがいい」

そう、僕が座りこんで取り出したのは禁止薬物紙一重のロキソニン。しかも期限が2021年になっている。一粒飲んだ。

即座に効くわけではないが、20分もするとかなり効いてきて、痛みがほんどなくなってしまった。恐るべしロキソニン。というわけで見事に復活。その間にこれでもかというくらい人に抜かされたが、良いコンディションで第2エイドに入る。

第2エイドから第3エイド

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第2エイドから本当は最初からしておきたかったけど忘れていたヤマレコを道案内がてらに起動。人もかなりまばらなのでコースアウトは避けたい。

エイドを過ぎると車道を3kmほど進む。結構車が通る上に、狭いので注意。紅葉が綺麗。

熟平からトレイルに入るが、ぬかるみもなく、良い道だ。思うに志賀高原南部は湿地が多く、道もぬかるみがちだが、北部(奥志賀)はドライになっているようだ。たまに登りがあるが、基本的にはトラバースで、ちょいちょい走れるトレイル。といってもちょっとでも登りだと歩くが…。なによりも紅葉がとても綺麗で、ロングのコースでは癒しセクションであること間違いない。

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途中「ここからめっちゃ走れます。いっちゃって〜♡」との煽り看板が。確かに平坦になり、走れるので走らざるを得ない。ゆっくりだが、ジョグで進む。しかし長いので後半は「エイド早よ」しか頭になかった。やがで第3エイドに到着。

第3エイドから第4(最終)エイド

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第3エイドは第1エイドと兼用だ。ミドルでも使用されているため、このとき既にかなりの品薄。コーラもギリギリ、饅頭もハーフサイズ。次のエイドもそう遠くないのでいいのだが。ここからゴールまであと15kmくらい。だいぶ進んだ感がある。関門的にはかなり余裕。

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ミドルの疲弊した人もちらほらいる中、進むとこのレースのなかで一番の悪路セクションに入る。細い登山道のトラバース、しかもぬかるんでいる。そんな道が続く。奥志賀の道とは正反対で、なかなかやる気がなくなる。どうせ走れないので歩くが、トップ選手はこんな道でも走るのだろうか…。せっかく泥が乾いたシューズがまた泥まみれになった。

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泥セクションを抜けるとゲレンデの下りに入る。痛みはないが、スピードを抑えて下るとまた煽り文句が「向こうにある激坂このあと登り返すのご存知ですよね?」

このやろう…という気持ちになるが、まあゲレンデだから見た目の威圧感のわりに、登り下りの量としては実際は大したことない。行くしかないのだ。

この激下りからの激坂を上り返したら、蓮池に到達。蓮池の周りは観光客が多く、場違いな泥だらけのランナーは浮いた存在で、少し肩身が狭い。少し進むと第4エイド、つまり最後のエイドに着く。

第4エイドからゴールまで

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第4エイドはあと10kmほどというだけあってかなり和やかな雰囲気。バナナを半切りではなく、一本まるまるいただいた。あたたかいコンソメスープももらって、残り10kmの英気を養う。トイレは自然保護センターの中で借りた。

エイドを出ると今回カメラマンとして活躍していた長田豪史さんとすれ違う。横手山以来だ。このあたり琵琶池の周りは紅葉がとても綺麗で癒しセクションだ。

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やがて車道に出て、ラスボスと言われるサンバレースキー場が登場。登りの量てきにはたいしたことないので淡々と登る。このあたりから山はガスがかかってきて、小雨がふりだしてしまう。やはり雨が降るのがこの大会のエクストリームたる所以なのか…?

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そうこうしているうちに最後の歩行区間に。ガスって暗いのでヘッデン出して下さいとのこと。もうここで順位確定ポイントだろと思い、のんびり雨具でも着るかと止まっていたら、なんと歩行区間を走っているランナーが登場。おもわず「ここ歩行区間ですよ!」と声をかける。無視ししてそのまま少し走って僕を抜かし、やがて歩いた。ゼッケン256のおっさん、ここで走ってどうになかなる順位でもないでしょうに、ルールは守ろうぜ。

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歩行区間が終わったらもうゴールかなと思っていると先が意外と長い。ゆるゆると登りがあるし、延々と湿地の木道を進む。50km過ぎたあたりで身体が少し山に慣れてきたというか、疲れに慣れてきた感じがした。「もうこれ以上疲れないな」という感覚というべきなのだろうか。もしこのまま走り続けることができれば、100km、そして100マイルの世界があるのかなと思うと、なぜか自然と足取りは軽くなった。

また、さっきの不正ランナーの登場であのおっさんには負けたくない気持ちが強くなり、ラストスパートをかけることにした。残り5kmくらいで数人抜かしたと思う。だが、すでにガーミンでは54kmを過ぎてもゴールには至らない。スタッフに「おかしくないですか~?」と聞くと「お得感あるじゃないですか!」とのこと。どうやら2kmサービスで付いてくるようだ…。

車道を渡りつつもゴールまでしっかりトレイルを通る。最後の看板の「長旅お疲れ様でした」の言葉に励まされる。さんざん煽ってきたけど最後はいいやつだったな。見覚えのあるパレスホテルが見えてから少し頑張って、ゴール。ガスっているが雨もほとんど降られずによかった。16時半過ぎ、目標は完走(15時間以内)だったので、サブ12はかなりうれしい。全体の順位は雑魚だが、僕は登山の一環でレースに出ているので自分との闘いに勝てればそれで満足だ。

ゴール後

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直ぐにゼッケンから計測タグが回収され、その場で完走証がプリントアウトされた。きのこ汁をいただいてその場で座っていると雨が少し降ってきた。あわただしく車に戻り、レースは終わった。ホテルの前にお湯の靴洗い場があったのでざっと泥を落とせる。選手はパレスホテルで500円で風呂に入れるのだが、僕は他に風呂のあてがあったのでそちらへ出発。

志賀高原はこの日の夜、降雪したらしい。あと少し天気の悪化が早まっていたら、相当エクストリームな大会になっていたに違いない。危ないところだった。

まとめ

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天気が良ければとても良いレースだと思う。標高が高いので景色がいい。そして紅葉が綺麗。後半は走れるトレイルが多いなどなど、飽きさせないコースだ。

ただ、天気が良くても前半の山岳セクションの一部と、後半の一部にドロドロの道があるため、汚れることを避けることはできないだろう。

今回ゲレンデ登り対策でストックを持っていったが、後半使用することはなかったのでやはり僕にはいらないかもしれない。疲労軽減に効果があるのか、いまいち実感できないし、狭い登山道の登りだと活躍することがないので。

気温に関しては関東奥武蔵の11月中旬~12月くらいのイメージで行けば問題ないはず。僕は念のための予備防寒着としてメリノウール長袖Tとタイツとネックゲイターを持っていった。

 

おわり

2022年11月3日

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【レースレビュー】第15回スカイライントレイル菅平

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先日スカイライントレイル菅平フル(43km 2250m D+)に出場してきた。なんとか完走できたので、忘れる前に振り返り。

前半のレース運び

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レース運びは前半半分は遠慮せずに進んだ。大松山のゲレンデはひたすら我慢で登り、その後の林道はやはり苦手。最後の急な木の根が多いトレイルのほうが得意だ。第1エイドはスルー。次の縦走セクションも嫌いではない。続く第2エイドは少しボトルに水分を足すにとどまった。ダボスを登って牧場に出て、前半20kmを3時間くらいで行けたのよかった。

この牧場の直前はほぼ平坦で、そこはまあまあ走れたが、その後の四阿山への登りですっかり身体が重くなりってしまった。去年以上に失速し、追い抜かれまくった。ハンガーノックや熱中症ではなく、単純に走力や持久力の限界を感じた。あのダラダラと長い登りは精神的に厳しい。どうせなら急な上りの方が差がつきにくくて良いとすら思った。

後半のレース運び

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四阿山の登りが終わり、下りでもなかなかスピードが出せなかったが、木陰に入り、ぼちぼち第3エイドというところで息を吹き返した。

エイドではしっかりめに補給。コーラが美味い。

復活した理由はおそらく、この後の小根子岳の登りを登ればもうほとんど登りがないということを理解していたからだろう。僕は終わりが見えると急に強気になるタイプなのだ。

それに小根子岳の登りは嫌いじゃない。ガレた登山道をひたすら登るのでまさに登山モードになれる。昨年も意外と人を追い抜けた。今年もまあまあいいペースで進み人も少し追い抜けた。

だが降ってくる登山者を避けた際に変な踏み込みをして、その場で脹脛をつってしまった。幸い軽かったので少しマッサージして復帰。精神的にはまだいけたが、身体は疲労していた。

膝の痛みが出なかった

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小根子岳山頂についたらあとはほとんど下りになる。昨年はちょっと下った時点で右膝に激痛が走り、ずっと歩きになってしまった。今年はというと、なんと痛みが無かった。

膝痛の対策として投入したのはザムストの膝サポーターとフォームソティックスのインソールだ。

ザムストは第3エイドまでの下の途中から、少し膝痛が出そうな気配を感じて念のために装着した。しかし結果として、小根子岳を下っているときも痛みは出なかった。前回ツールド上田のときはザムストをつけても痛みは最後には出た。

インソール有能説

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そうなると、インソールが良い仕事をしたのではないかと思えてくる。インソールが着地を安定させ、脚の衝撃の左右差を無くしてくれた、のかもしれない。とにかく、30km以上山を走って膝痛が無かったなんて人生初だった。膝痛対策への課金はかなりのもので、フォームソティックスは6,000円以上したが、その甲斐があったというものだ。

最後の下り

膝の痛みが無いならさぞ下りを飛ばせるだろうということになるが、そうでもなかった。もちろん、昨年よりかはマシだったが、筋肉はもうめちゃくちゃ疲弊しているため、ブレーキをかけるたびに脚が軋む感じ。痛いというより、動かない感じ。

下りどころか平坦な道すら走ることが難しくなっていた。これもハンガーノックや熱中症ではなく、単なる筋持久力不足。カフェイン入りのジェルを飲んでもこのザマだ。

最終エイドからゴール

最終エイドは約40km地点なのでもうそこから一踏ん張りなのだが、登りが少しある。昨年はここでコーラを飲んで最後頑張れたので、それを楽しみにエイドに行くとコーラが無い。今思えばコーラが無いのだからエイドなんてスルーすりゃよかった。ちょっと探したりしてしまったからなぁ。

最終エイドのせいかどうかはわからないが、ギリギリで8時間を切れなかったのが悔しかった。それでも昨年よりかはだいぶ速くなったので、僕の中では及第点だろう。

ちなみに今回エイドにあったものは、菅平饅頭、チョコ、カップゼリー、キャベツ(第3のみ)、ミニトマト(第3のみ)、スポドリ、水、コーラ(第3のみ)である。なんかもっと欲しかったなぁ。

レースのレベルについて

トップ選手は去年も今年もとても速く、有名な方も出ていた。しかし一般ランナーのレベルは去年よりもガクッと落ちていたのは明らか。昨年は6時間台がかなり多かったが、今年は7時間以上がボリュームゾーンになってると感じだ。僕は前回は下位20%以内だったが、今年は下位40%以内に収まった。

今年と去年のレベルの違いが出た理由は、昨年はまだ開催される大会が少なかったが、今年は他の上級レースに上位層が軒並み参加してたせいだと思われる。エントリー数も3分の2くらいになっていた。

ストックいらない説

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ストック、つまりトレイルランニングポールである。いらないのでは?というのが今回の僕の意見。

へばっているときにストックを使うとかえってストックを送り出して接地することにエネルギーを使う気がするのだ。特に路面が悪いところだと、接地してもバランスを崩したり、いい場所に突けないと、かえって疲れる。

今までは膝の痛み軽減のため、登りの補助のための思ってたが、膝はストックがなくても大丈夫そうだし、登りもストック無い方がサクサク登れた。

結局、後半になればなるほど、あまり使わなかったストック。今の僕では上手く使えないし、重りになっただけ感があるので、ミドルのレースではもう登場させることはないだろう。

rig(リグ)のサンダルが優秀

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ゴール後、裸足になりたいけど、歩いたら運転しないといけないとき、リグのサンダルがちょうど良かった。リカバリーサンダルでもあるのでクッション性がよく、シンプルなストラップはリラックスして履ける。ゴール後の理想のサンダルだ。

これからのトレーニング

いつもながら体力の限界を見せつけられるレースだったが、膝の痛みについてはかなり光明が見えたレースだった。

これならもうちょっとトレランやってみるか、という気になったので、トレーニングも継続していこう。課題は「長い距離を走る」ということなので、これを実践していきたい。なんとか月間距離300km目安にやってみたいものだ…。

そして「累積標高」である。これからは山でトレーニングをする機会が圧倒的に増えそうなので月に10,000mを目指したい。(実は8月から長野に移住するのだ)同時に下りのトレーニングをする必要がある。下りが苦手すぎる。

できることからコツコツやるしかない。夏はとりあえずアルプスのファストハイクを楽しみたいなぁと思う。

 

おわり

2022年6月2日

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【ランニングイベント】ツールド上田2022

羊の皮を被った狼みたいなランニングイベント、「ツールド上田」を振り返る。

 

ツールド上田2022年振り返り

コースについての詳細は昨年記述したので割愛。今年も結局第3セクションは山麓コースとなったわけだが、サブコースである殿戸峠コースを行ったたのでそれについて少し書く。

 

また、今回新アイテムとして、膝痛対策でザムストの膝サポーターと花粉症対策で鼻マスクを使ってみた。結果から言うと、膝サポーターの効果は抜群、鼻マスクは微妙であった。詳しくは後述する。

 

スタートから青木村役場まで

第1セクションの太郎山はサクサクこなし、第2セクションの城山では、こんなに道が悪かったか?と思いつつもロストせずに終了。室賀温泉のチェックポイントには昨年より15分程度早く着いた。昨年は関門ギリギリだったので少し早くなったが、気持ち的にはもう少し早く着きたかった。

 

そして次の子檀嶺岳コースを経て青木村役場には関門を30分過ぎてしまった。余裕で山麓コース行き。昨年は7分遅れとのことなので昨年より遅くなったことになる。これは少しショック。原因考察は後述する。

 

第3セクション山麓サブコースへ

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こうなってしまったら、もう…ということで、セブンイレブンエイドに突撃。一人だったので結構長居してしまう。ザバスプロテインとレッドブルを飲み、翼を授かる。ついでにポケットティッシュの補給分を忘れていることに気づいて、ここで買う。

 

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昨年はグループで別所温泉を目指したのと、満身創痍過ぎたのでオールロードコースを選んだが、今年の僕は一人であったのと、少し余裕があったので、「殿戸峠」を通る、ちょっとした自然歩道ルートを選んだ。距離は近くなるが、その分傾斜のある道になる。

 

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なかなか趣のあるトレイルで今回一番気持ち良い道だった(笑)。遊歩道+2トラックのトレイルで登りも緩やかでわずかなので、遠回りのロードを行くよりおすすめ。北向観音前に出るため、温泉街を経由してゴール地点に到着できる。

 

一度終わったと思われた脚だったが復活したので、どうやらレッドブルから脚を授かった模様。カフェイン入りがよかったのかもしれない。

 

全体的なペース、走りについて

全体的な振り返りとしては、昨年よりペースはやや遅いという不本意な結果であったが、余力感は断然今年のほうが上だった。もう少し頑張れたのかなと思う。

 

昨年の失敗の一つは補給だったので、アミノバイタルゼリーで補給をこまめにし、ハンガーノックにならないようにして、これについてはよくできたと思う。

 

ペースについては、最初のロードで遅れを取らないのようにしたり、登りは積極的にストックを使い脚を温存、ロードの走れるところはしっかり走った。そして下りのペースダウンの元凶である右膝の痛み対策としてザムストのサポーターを買ったのだ。

 

 

膝サポーター革命

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毛が生えたオッサンの脚で申し訳ない。しかし革命と呼ぶに相応しいと思った。ザムストのサポーターのおかげで膝の調子はすこぶる良く、最初の虚空蔵山からの断崖下りも安心して降りることができた。

 

前回痛くて泣きそうになった三ツ頭山からの下りも、痛みはややあったが、サポーターのおかげで動くのは全く問題ないレベル。痛くなったら巻き直すとなんと痛くなくなるし、それでも痛み始めた終盤は一回外してみるとなんと痛みが消えた(笑)。これはいいことなのか?

 

昨年はテーピングしたり痛み止めの湿布を貼ったり、痛み止め飲んだり、ずいぶん時間をロスしたのでそれに比べるとずいぶん早くなったと思う。

 

ということで室賀エイドまでは昨年より早かった。しかし、青木村役場では遅れてしまった。これはどういうことなのか。

 

なぜ最終的に遅れたのか?

思い当たる節はいくつかある。まず、室賀から子檀嶺岳登山口までの峠道をもう少し走ればよかったということ。温存と思って早歩きで通したが、昨年より短く感じたので、これは走れたなと後から思った。

 

さらに、昨年は子檀嶺の登りでスイーパーさんに煽られていたということ。昨年より遅いペースで登ったつもりはなかったが、結果的にスイーパーさんと登った方が早かったのだろう。

 

今年1番の問題は花粉症である。明らかに去年より酷くて、今年は鼻マスクなるものを導入。平たく言えば高性能な鼻栓である。これがあってどれくらい改善されたのかはわからない。鼻栓を外すと鼻水がボタボタ垂れてきたので、鼻垂れを気にするならあったほうがよかった。

 

しかし鼻水が鼻の中でオーバーフローしたときは鼻をかまないといけないので、そのとき鼻栓を外すのが面倒で時間をロスする。そもそも鼻水を処理すること自体、めちゃくちゃロスであり、もう多分花粉症がなければあと30分くらいは早くなったんちゃうか!というくらい。

 

総合的な感想

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上は昨年、下は今年。なんと昨年と比べて平均ペース、平均移動ペース、最高速度など、ほとんど変わっていない。成長が無い…のか?

 

しかし終了後の余力が前回よりマシなので多少は成長したということだろう。

 

まとめると、膝痛はサポーターでなんとかなるのでガンガン行くべきだったこと。走れるところはもっと走ること。次回はカフェイン入りのジェルや本格的なジェルで最後までスタミナを使い切ること。そして基礎的な走力をつけること。花粉症鼻水対策は良い案がないということだ…。

 

おわり

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